こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。
昨日の為替市場は米国が休場にもかかわらず、海外時間の中盤にかけて材料に事欠かない様子でした。
アイルランド中銀はもはやECBから借り入れを受けられない状態であるとか、格付け機関による格下げ報道、あるいは欧州委員筋からは支援プログラムの枠を拡大すべきとの発言がある一方で、不要論がドイツを中心とした複数の加盟国から噴出するなど、材料の悪さでユーロ売りが進んだというより、その足並みの乱れに対する懸念が強いようにも見えました。
一方米国はこれまで、中国との軍事協力を推進させたり、人民元の切り上げ状況を歓迎するなど、米中対立が軟化するように見えていた矢先、米中会談を前に中国筋からはドルの単一機軸通貨制度に危機感を表すコメントなどが出てきました。
確かに、バラまきを超えた領域で流動性を供給しているアメリカの金融政策は、中国のみならず全世界の脅威になっており、インフレ抑制に躍起になっている中国としては、いくら引き締めてもそれを中和するように海外からドルが流れ込んでは、身も蓋もない部分は理解できそうです。
幸い?米国市場は休場だったため、ユーロ売りだけが目立つ展開ですが、ドルの単一機軸に対する懸念は特に目新しい内容ではない分、一見ドル売りに見える材料も実は反応が薄いのかもしれません。
今日の閃きFXテクニカルは、そんなユーロドルドル相場を分析してみました。
よろしければごらんください。
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EURやCHF動きの勉強になりました。ぜひこれからも頑張って続けてください。