こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。
FOMCの債権買い取りプログラムの再開が噂される中、ドルが全面安の展開です。昨夜は一時的に、リスクを回避する円高ドル高という局面があったものの、米国で株安と債券高になる局面では、ドル売りが目立つ展開でした。おかげで、ドル円は円買いで円高、ドル売りで円高というスパイラルで、下値ののりしろが少なくなりつつある中で一向に反転できない状況です。
ユーロやポンドの対ドル相場は、ドル買い局面が格好の押し目を作る展開で、そこで買えなければ高値を追うしかロングになれない状況が続きます。
ポンドドルは心理的節目となる1.6000が近付く中、昨夜も前日高値を超えて現状は1.59台半ばで定着気味に推移していますが、短期的な上昇トレンドに陰りが見えています。
たとえば、時間足を見た場合、MACDは3日深夜の高値までは上昇トレンド領域を上昇していました。実際の相場は以降も上値を拡大しているものの、MACDは上昇領域を下落し始めました。上昇領域を出ない限り、オシレーター的には、上昇相場の中の戻し期間というとらえ方ができますが、上値を更新した相場でも、下落したオシレーターの、半分程度しか回復できなかった状況は、明らかにトレンドに陰りが出ています。
ストキャスティクスも、3日高値までは買われ過ぎの領域(OBゾーン)を維持していたものの、その後の揉み合いでOBゾーンから出てしまって以降、入りかけては押し出される展開が続いています。
日足、週足はしっかりした上昇トレンドを示してはいますが、丁寧に底値を確認しながら上昇していない相場だけに、一旦はそれなりの押しが入っても良い状況に見えます。
1.5900割れをトリガーに、月初高値圏の1.5730付近を目標とした下落調整を想定して見ます。ストップは、現在でも重くなっている1.59後半で十分であり、PLバランスは悪くない戦略です。
ユーロポンド相場が底堅ければ、ユーロドルの下落は限定的と予想します。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎
FOMCの債権買い取りプログラムの再開が噂される中、ドルが全面安の展開です。昨夜は一時的に、リスクを回避する円高ドル高という局面があったものの、米国で株安と債券高になる局面では、ドル売りが目立つ展開でした。おかげで、ドル円は円買いで円高、ドル売りで円高というスパイラルで、下値ののりしろが少なくなりつつある中で一向に反転できない状況です。
ユーロやポンドの対ドル相場は、ドル買い局面が格好の押し目を作る展開で、そこで買えなければ高値を追うしかロングになれない状況が続きます。
ポンドドルは心理的節目となる1.6000が近付く中、昨夜も前日高値を超えて現状は1.59台半ばで定着気味に推移していますが、短期的な上昇トレンドに陰りが見えています。
たとえば、時間足を見た場合、MACDは3日深夜の高値までは上昇トレンド領域を上昇していました。実際の相場は以降も上値を拡大しているものの、MACDは上昇領域を下落し始めました。上昇領域を出ない限り、オシレーター的には、上昇相場の中の戻し期間というとらえ方ができますが、上値を更新した相場でも、下落したオシレーターの、半分程度しか回復できなかった状況は、明らかにトレンドに陰りが出ています。
ストキャスティクスも、3日高値までは買われ過ぎの領域(OBゾーン)を維持していたものの、その後の揉み合いでOBゾーンから出てしまって以降、入りかけては押し出される展開が続いています。
日足、週足はしっかりした上昇トレンドを示してはいますが、丁寧に底値を確認しながら上昇していない相場だけに、一旦はそれなりの押しが入っても良い状況に見えます。
1.5900割れをトリガーに、月初高値圏の1.5730付近を目標とした下落調整を想定して見ます。ストップは、現在でも重くなっている1.59後半で十分であり、PLバランスは悪くない戦略です。
ユーロポンド相場が底堅ければ、ユーロドルの下落は限定的と予想します。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎