昨日の原稿作成時点のチャートを添付します。
結果的にはその後の戻しで、売りの想定水準に達しています。
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3日前の下落のキッカケは、これまでの下値サポートを割り込んだことでブレークアウトを起こしたと見るのは自然ですが、今日はプロスティックスに沿って分析してみます。
2月29日に出来た1.5980前後の上テール(U‐EXT)は、押しのサポートを示唆していましたが、そこを割れたことで下落の目が出ていました。2月から4月中旬の揉み合い水準が下に控えていましたが、1.5810水準のモダル・プラットフォーム(MP)を抜け、さらに昨年末1.5780付近で2本出来た上テール(U‐EXT)を割り込んだたことで、相当な売り圧力を感じます。
1.5810前後10ポイント水準にできたモダル・プラットフォーム(MP)は戻りレジスタンスとなる可能性があり、更には一目の雲下限、遅行スパンの雲上限にも近い水準であることから、1.5820へ戻すようならポンドを売り、雲の上限と概ね同じ水準で、遅行スパンの上値を抑える4月13日のアクティブレンジ下限(AR-)となる1.5880を越えるようなら一旦はストップというイメージです。
3月12日の安値水準となる1.5600付近はいったんの下値目標になりますが、ここを割れるようなら1月12日の本年安値1.5230が次の目標です。ただ、1.5460以下は本年最安値に至るまでに付けた、幾つかの最安値が集まる水準となることから、1.5450では一旦手仕舞った方が良いかもしれません。
相場には過去の価格が記憶として刻まれていると信じています。しかしオシレーターだけの自動売買には価格の記憶がありません。まあ、永遠のテーマではありますが、オシレーターは補助的な効果はあっても、相場として取組めるテクニカルではない側面があるのではないでしょうか。
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浅野
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