●4月23日のドル円相場概況
前日終値と同じ水準の93.46円で寄り付いたあと、ドル売りが先行しました。その直後に、相場全体でドル買いが強まると、ドル円相場もドル買いに連動し、前日の高値をわずかに上回る93.62円をつけました。
以降、欧州時間に入っても方向感なく93円の30銭から50戦の間で揉み合い推移しています。
●では変動要因を順番に見てゆきましょう。
朝方の下落は、前日一方的に上昇した相場から、利益確定などの動きにも見えますが、ユーロの下落見通しからユーロ円などクロス円の売りが背景との見方が出来ます。
現にその後には、ユーロやポンドの対ドル相場が前日の安値を割り込む下落を見せており、のユーロ圏のソブリンリスク懸念は根強い模様です。
欧州時間に入り、ユーロやポンドの対ドル相場は意外にも下げ渋っており、寄り付き水準へと戻す展開です。ギリシャ問題に加えて周辺国への影響が懸念される中、ベルギーの政局不安で景気腰折れのリスクが報道されました。
ほぼ同じタイミングで発表されたユーロ圏の経済指標が改善されたことで、いまのところ相場への大きな影響は見られませんが、ユーロに悪い材料がまたひとつ加わったという印象です。
ユーロドルはここまで、1.3200付近の安値をつけ、ポンドドルは欧州参入直後に1.5313まで安値を拡大、ドル円は93円29銭から62銭のレンジに留まっています。
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