外国為替取引には、大きく分けて直物取引と 先物(直先)取引 がある。
直物取引のことをスポット為替取引、先物(直先)為替取引のことをフォワード為替取引 と言う。
近年注目を浴びている外国為替証拠金取引はスポット取引の信用取引版であり、いわゆるスワップ金利という俗称が公称となりつつある「外貨ポジションの繰越(ロールオーバー)の際に発生する金利差授受」は、フォワード為替取引からの派生である。
本来はスポット取引が成立すると、2営業日後までに支払い側の通貨を相手先に振込み、受取り側の通貨は相手からの振込みを待つことになる。
・取引が成立してから2営業日目を応答日(バリューデート)という。
厳密には2種類の通貨国が共通して2営業日目となる日を採用する(ドル円だと米国と日本の共通日)。 応答日は金利を計算する場合の基準日で、取引日が1日経過しても応答日は3日経過したり4日経過する場合もあり、クリスマスを含めた年末年始、イースター、ゴールデンウイークなど、世界のどこかの国や地域が長期的に休暇となる時期では、「スワップ金利」がまちまちとなるので注意が必要だ。
信用取引では信用受け銀行が資金決済を行うので、参加者は資金決済のことを考慮せずに済むが、取引日を繰り越した場合のロールオーバーコスト(スワップ金利)は、受けるにせよ払うにせよ影響を受ける。
ドル円SPOT取引 ドル売り円買いのA銀行とドル買い円売りのB銀行で取引成立 10万ドル@115.00
・A銀行は2営業日後までにB銀行へ10万ドル送金 B銀行は10万ドルを買ったことになる
・B銀行は2営業日後までにA銀行へ11,500,000円送金 A銀行は対円価を買ったことになる
【外為大学 外国為替相場用語 さ行-S】あと
直物取引のことをスポット為替取引、先物(直先)為替取引のことをフォワード為替取引 と言う。
近年注目を浴びている外国為替証拠金取引はスポット取引の信用取引版であり、いわゆるスワップ金利という俗称が公称となりつつある「外貨ポジションの繰越(ロールオーバー)の際に発生する金利差授受」は、フォワード為替取引からの派生である。
本来はスポット取引が成立すると、2営業日後までに支払い側の通貨を相手先に振込み、受取り側の通貨は相手からの振込みを待つことになる。
・取引が成立してから2営業日目を応答日(バリューデート)という。
厳密には2種類の通貨国が共通して2営業日目となる日を採用する(ドル円だと米国と日本の共通日)。 応答日は金利を計算する場合の基準日で、取引日が1日経過しても応答日は3日経過したり4日経過する場合もあり、クリスマスを含めた年末年始、イースター、ゴールデンウイークなど、世界のどこかの国や地域が長期的に休暇となる時期では、「スワップ金利」がまちまちとなるので注意が必要だ。
信用取引では信用受け銀行が資金決済を行うので、参加者は資金決済のことを考慮せずに済むが、取引日を繰り越した場合のロールオーバーコスト(スワップ金利)は、受けるにせよ払うにせよ影響を受ける。
ドル円SPOT取引 ドル売り円買いのA銀行とドル買い円売りのB銀行で取引成立 10万ドル@115.00
・A銀行は2営業日後までにB銀行へ10万ドル送金 B銀行は10万ドルを買ったことになる
・B銀行は2営業日後までにA銀行へ11,500,000円送金 A銀行は対円価を買ったことになる
【外為大学 外国為替相場用語 さ行-S】あと