外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ドルとランドを交えて外貨のお話-通貨コード

2007-03-05 15:12:38 |   -【特集】ドルとランドで外貨の話

トウキョウフォレックス プレゼンツ
本日の「ランドル円相場」=274.00
(10ZAR=157.20)+(1USD=116.80 )
 

本日から暫く初心者向けコンテンツとして、米ドル円と南アフリカ・ランド円の書き物をお送りしようかと思います。

その前に、ランドル円相場って何?? と思われる方も多くいらっしゃるかと思いますが、ランドルという通貨があるわけではありません!先ず定義としてアメリカ・ドル1ドルと南アフリカ・ランド10ランドの合計を“ランドル”というユニット(塊)として考え、そのお値段を追いかけてみようかと思います。詳しい説明は追って行いますが、先ずはこの“ランドル円相場”を必ず始めに表示して行く予定です。

名前は何でも良かったのですが、何となくしっくりしたので、ランドとドルをつなげてみました。
そういえば昔、レンドルという強いテニスプレーヤーがいましたね。あの頃は結構好きでテニスを見ていました。丁度「デカラケ」といって、今のサイズのラケットが出回り始めた頃だと記憶しています。それまでのテニスラケットは、バトミントンより一回り位しか大きくないフェイスサイズでしたね・・・。スイートスポットが小さくて、直ぐ手に豆が出来ていました(ただ、下手だったという噂もあります)。


話を戻しますと、米ドルは皆様にとっても非常に馴染みのある通貨だと思います。テレビのニュースなどでも「…それでは本日の株と為替の動きです。」というアナウンスに続いて、終値は1ドル117円68銭、前日より42銭円高ドル安となっています…などのコメントが毎日流れています。

アルファベットで表記すると、USDとなりますが、アメリカのことをUnited States(US)などと略して呼ぶこともあり、その通貨Dollar(ダラー)がUSDというのは容易に想像つきますね。裏地が緑色をしていることからグリーンバックなどという俗称もあるようです。


一方、南アフリカの通貨の単位はランドといいます。あまり馴染みは無い通貨ですが、人種差別が崩壊して間もないことは皆さんの記憶にも新しいところです。人種差別崩壊以降は近代化が急速に進み、2010年のサッカーWカップの開催国に決定するほどの状況です。

経済的な背景を簡単に述べますと、ダイヤモンド原石の採掘国であることは有名ですが、近代化の中で圧倒的にその他物資を輸入に頼る部分が多く、インフレに悩まされている状況です。トウキョウフォレックスが取扱っている外国通貨の中でも飛びぬけて金利が高い通貨となっています。(TFns「政策金利一覧」参照)

アルファベットで表記するとZARとなり、この3文字を音読みして「ザール」などと呼ぶことがあります。南アフリカですから普通はSouth African Randとなり、SARと表記されると分かり易いですが、SARは実は先にサウジアラビア リヤル(Saudi Arabian Riyal)として登録されているため、Sの変わりにZを用いたとされるのが一般的な解釈です。

このように国や地域の通貨をアルファベット3文字で表記することが良くありますが、これらを通貨コードと言い世界共通です。日本の通貨円はJPYと表記するのが正式なので、USDJPYといえばドル円、ZARJPYといえばランド円の為替レートを意味することになります。GBPはGreat Britain PondですからGBPJPYならポンド円といった具合です。


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