今晩のテクニカル分析は、ドル円相場です。
昨日想定した93.70水準が高値となり、超短期的にはドルの下落リスクが高くなったようです。5日下値の91.25からはN波動の高値計算値を達成した上に、早朝の上昇が頭となったヘッドアンドショルダーを完成しつつあることで、93円を割りこむと、92円台前半まで下落する可能性があります。
ただ雇用統計を控えて、思い込みは禁物であるものの、市場はNFP(非農業部門雇用者数)を、増減なしとの大胆予想をしており、そうなればドル高をイメージせざるを得ません。
一方で失望を買うような結果で円買いが強まれば、長期トレンドに沿ってしまうことから深い下落も想定でき、悩ましいところです。
様子見とゆきたいところですが、93円割れでは一応相場についてゆき、92円台前半では早々とスクエアにして軍資金を作り、再度91円台中盤へと潜るようなら、軍資金を使って試し買いをしてみるイメージです。ただ、あまりに失望的な内容であれば、ロングは禁物でしょう。
最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。
20:00 EUR 独11月鉱工業生産【前月比】
予想 1.00% 前回 -1.80%
22:30 USD 12月雇用統計==非農業部門雇用者数増減(NFP)
予想 0.00K 前回 -11.00K
22:30 USD ==失業率
予想 10.10% 前回 10.00%
22:30 USD ==週間平均就労時間
予想 33.20 前回 33.20
22:30 USD ==平均時給増減率【前月比】
予想 0.20% 前回 0.10%
00:00 USD 11月卸売在庫【前月比】
予想 -0.30% 前回 0.30%
既に説明を致しましたが、市場予想はやや強気が過ぎる印象があり、万が一、失望的な結果となった場合は、既に短期的なドルのロングは積み上がっている観があることから、スパイクボトムなどに発展し易い地合には気をつけてください。
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