外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ドル円相場、上昇は停止、ニュートラルエリアは様子見が基本も・・・1月8日「FXフラッシュ1930」

2010-01-08 19:22:44 |    -ドル円

今晩のテクニカル分析は、ドル円相場です。



昨日想定した93.70水準が高値となり、超短期的にはドルの下落リスクが高くなったようです。5日下値の91.25からはN波動の高値計算値を達成した上に、早朝の上昇が頭となったヘッドアンドショルダーを完成しつつあることで、93円を割りこむと、92円台前半まで下落する可能性があります。

ただ雇用統計を控えて、思い込みは禁物であるものの、市場はNFP(非農業部門雇用者数)を、増減なしとの大胆予想をしており、そうなればドル高をイメージせざるを得ません。

一方で失望を買うような結果で円買いが強まれば、長期トレンドに沿ってしまうことから深い下落も想定でき、悩ましいところです。

様子見とゆきたいところですが、93円割れでは一応相場についてゆき、92円台前半では早々とスクエアにして軍資金を作り、再度91円台中盤へと潜るようなら、軍資金を使って試し買いをしてみるイメージです。ただ、あまりに失望的な内容であれば、ロングは禁物でしょう。


最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。

20:00 EUR  独11月鉱工業生産【前月比】
予想  1.00%  前回  -1.80%

22:30 USD  12月雇用統計==非農業部門雇用者数増減(NFP)
予想  0.00K  前回  -11.00K

22:30 USD         ==失業率
予想  10.10%  前回  10.00%

22:30 USD          ==週間平均就労時間
予想  33.20  前回  33.20

22:30 USD          ==平均時給増減率【前月比】
予想  0.20%  前回  0.10%

00:00 USD  11月卸売在庫【前月比】
予想  -0.30%  前回  0.30%

既に説明を致しましたが、市場予想はやや強気が過ぎる印象があり、万が一、失望的な結果となった場合は、既に短期的なドルのロングは積み上がっている観があることから、スパイクボトムなどに発展し易い地合には気をつけてください。
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以上の内容は、一本前の内容と共に、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右上のForexTVjpのバナーから当番組にアクセスいただくか、お急ぎの方は、下記YouTubeでご覧ください。

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