◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が3月23日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、
前日終値と概ね同じ水準の90.10円付近で寄り付いたあと、前日米国時間にできた、上値のギャップを埋めに行くドル買いが先行しました。ギャップが開いた価格帯は先週末の上昇でこなした水準でもあり、それを埋める意義は乏しくなります。しかしその上限が90.50円水準になるところ、36銭までの反転にとどまり、そこを高値に小幅で揉み合って東京時間を引けました。
欧州時間に入って寄り付き水準へ下落したもの、安値を試すわけでもなく、目だった動きは今のところ見られません。
◎次に、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。
東京時間午前中のドル円は昨夜の急激なドル安からの、買戻しがおもな背景でしょう。ユーロやポンドの対ドル相場も緩やかに上昇しており、クロス円などの買戻しもあった印象です。午後に入ると、どうしてもユーロ圏のリスクが気になるのか、次第に上値が重くなっています。
昨夜のユーロ円やポンド円は、急激な円高で開いたギャップを早々と埋め、本日はさらに上値を伺う展開でした。しかし欧州時間に入って、ギャップ付近まで下落を強めており、欧州参加者のリスク回避意欲は、依然として根強い模様です。
ここまで、ユーロドルは1.3502、ポンドドルは1.5004まで下値を試しましたが、今のところ割り込めていません。
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