次に、今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。
ユーロドル相場が底堅く推移する中、ユーロは対ポンドや対スイスで軟調に推移しています。通貨によってはユーロ高へ反転しているものもありますが、それまでの流れはユーロ売りが主流だったように見えます。
ユーロ円はここ暫く、概ね128から138円のレンジ取引となっていますが、日足チャートでは、
134円台にいた2日前から昨日の下落によってストキャスティクスはWトップを作って買われすぎの領域から脱出したように見えます。対ドル以外でのユーロ売りはトレンドと仮定した場合、ユーロの売り場探しが順当に見えます。
現在、雲の中へ入った相場ですが、雲の上限をレジスタンスに転換線までの132.60から80をユーロ売りのゾーンと考え。133円台に乗せるようなら一旦はストップ。目先の下値目標は、雲の下限と基準線が重なる130.80辺りを考えます。
最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。
21:00 USD MBA住宅ローン申請件数指数
予想NA 前回 -22.80%
04:00 USD ベージュブック(米地区連銀経済報告書)
今晩は地区連銀経済報告書、いわゆるベージュブックの内容が公開される予定で、それに先立って朝方から連銀総裁の発言が材料となっています。強気なトーンも見られる半面で、住宅市場の回復が遅れている内容の、悲観的なニュースが入るなど、一時期強まった早期利上げ期待が、随分不透明になってきた印象があります。
先週のMBAローン申請指数は、前回の-10.7%から-22.8%へと大きく減少しており、2週連続して落ち込みが顕著となっています。万が一減少率を強めるようなら、ベージュブックの内容も概ね想像が付き、一層金利先高観が遠のく可能性がありそうです。
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