ドル円相場をテクニカルに分析して見ましょう。
週初にギャップを伴った下落を見せた後、反転上昇した結果、長い下ヒゲを作りました。以降は、下げ渋りながら上値も切り下がる、いわゆる三角保合(もちあい)気味に相場が収束してきましたが、先ほど上値線を上に抜けかけたところで買いが優勢となっています。
ただ、その裏には月末高値方の上値サポートラインが控えており、米国指標や株式市場が強含まない限り、91円台は重たいことが想定できます。
91円をレジスタンスに90円台後半を売り場
90円をサポートに90円台前半を買い場
として想定できます。
ただし、金相場が依然として底堅い場合、ユーロ円が下値の支援材料になりそうですので、こちらの相場に要注意というところです。
これから欧米市場にかけて発表される経済指標について、
04:15 USD FOMC 金融政策発表
政策金利
実際 -
予想 0.25%
前回 0.25%
米国指標はどれも重要ですが、何と言ってもFOMCの金融政策発表が注目されます。時間的にも少し離れており、直前での急激なポジション調整の動きには注意してください。
20:00 USD MBA住宅ローン申請件数指数
実際 -
予想
前回 -12.30%
21:30 USD チャレンジャー人員削減数 (YoY)
実際 -
予想
前回 -30.20%
22:15 USD ADP非農業部門雇用者数増減
実際
予想 -190.00K
前回 -254.00K
00:00 USD ISM非製造業指数
実際 -
予想 51.70
前回 50.90
その前のADP非農業部門雇用者数やチャレンジャー社調査結果も、雇用情勢に関わる指標となり、数字次第では株式市場への影響から、為替も変動する可能性がありそうです。
06:45 NZD 雇用統計
失業率
実際
予想 6.40%
前回 6.00%
雇用者数増減 (QoQ)
実際 -
予想 -0.30%
前回 -0.40%
明け方には、NZの雇用統計があります。数字次第ではクロス円を中心に乱高下する展開もありえます。取引日が切り替わる直前のことですので、意表を突かれないよう、対応には細心の注意をお願いします。
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