山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

八方尾根の8月の花(白色)18☆唐松岳@日本三百名山

2014-09-03 | ◇日本百名山 花のまとめ +道具
八方尾根に咲く花を
色系統別に掲載します。
低山に咲く花・小蓮華山に咲いていた花は
名前のみとし、
たくさん咲いていたものを前に
数が少なかったものを後に
並べてみました。
オヤマソバ
タデ科の多年草
本州中部以北・北海道に分布し
高山の砂礫地に小群落をつくる

タデ科の中では
葉柄がほとんどないのが特徴である
ミヤマコゴメグサ
ゴマノハグサ科の1年草
本州の近畿から東北地方の高山の草地に生える
高さ5~20cm

ミヤマトウキ?
セリ科の多年草

セリ科の花は判別がむずかしく
自信はありません。
イワショウブ
ユリ科の多年草
日本固有種で
本州中部以北の湿原などの湿気の多い場所に育つ
葉がショウブに似ている

イワシモツケ
バラ科の落葉低木
近畿以東の本州に分布し
山地の岩場に生える
高さ1~2m
マルバシモツケに似るが
この葉は全縁に近く
鋸歯は葉の先端のみである

クモマミミナグサ
ナデシコ科の多年草
日本固有種で
北アルプスの北部に分布する
高さ10~20cm
花弁が2裂し、ハート型になっている

ミヤマホツツジ
ツツジ科の落葉低木
日本固有種で
北海道・本州の高山に生える
雌しべが花の外に飛び出して
弓状にそり返っている

ミヤマダイモンジソウ
ユキノシタ科の多年草
日本固有種で
本州中部以北・北海道の
高山の岩場や草地に生える
高さ5~30cm
ダイモンジソウほど
下2枚の花弁が長くならない

ミヤマウイキョウ
セリ科の多年草
北海道・本州から四国に分布し
高山の砂礫地や岩場に生える
高さ50cm前後

葉がこんもりと茂るのが特徴である

ハッポウウスユキソウ
キク科の多年草
八方尾根の固有種である
高さ10cm
ミネウスユキソウに似るが
葉が細く斜め上を向くのが特徴である

ウメバチソウ(掲載済)
シロバナニガナ
チングルマ(花穂)
ヤマハハコ
イワイチョウ
ミヤマカラマツ
ゴゼンタチバナ
ミネウスユキソウ
なかなか進まないほど
登山道には
たくさんの数と種類の花が咲いていました。
紹介した数は50種以上になり
花好きにはたまらない山だと思います。
撮り直す余裕もなく
一発勝負の写真ばかりでしたが
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
(りんごのソフトクリーム)

白馬八方尾根スキー場にて
end