白馬大池山荘から雷鳥坂を登ります。
残念ながら
雷鳥には会えませんでしたが
右には
小蓮華山・鉢ケ岳・雪倉岳・朝日岳が
雪渓を抱いて連なっていました。
高度があがると
左側に白馬大雪渓が見えはじめ
白馬大池山荘から50分で
船越の頭に着きました。
360度の大展望ですが
やはり気になるのは
この先の尾根道です。
すべて見渡せるので
小蓮華山が遠く感じられました。
登山口で出会った二人に道を譲り
お花畑の写真を撮り始めたら
あっという間に
小さくなってしまいました。
朝から荷を降ろさずに進んだので
歩くスピードも上がりません。
白馬大池山荘から1時間半で
小蓮華山の山頂にたどり着きました。
やっとという感じでした。
正面は白馬岳です。
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先客は男性1名でしたので
気軽に声をかけると
やはり常連さんのようで、
蓮華温泉からは初めてとのこと。
台風の後なので
もっとすごい風景に会えるかと期待して来たが
そんなにたいしたことはなかったということでしたが
私は初めてなので
そうですか。これだけの山が見えれば満足です。
と答えて、昼食と初めての大休止です。
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周りの山にも詳しくて
後から来た登山者に
丁寧に山の名前を説明してくれました。
もちろん私も聞いています。
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白馬岳まで1時間半で行けるらしく
体力も時間の余裕もないのに欲張って
行けるところまで行くことにしました。
三国境までは下りで30分
富山県・長野県・新潟県の境界です。
後1時間で白馬岳ですが
残りは200m登らなければなりません。
この写真の人がいる辺りで
太ももにギブアップの兆候がでて
取り合えずザックを降ろして休むと
歩数計が18000歩を表示しています。
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冷静に考えると
白馬岳山頂まで行くと
下山は日暮れになりそうなので
今回はあきらめて
下山することにしました。
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三国境まで行ってよかったことは
ウルップソウが見れたこと
小蓮華山を
白馬大池の裏側から見れたこと
などと自己満足していると
後から
トレラン女子が追いかけてきました。
白馬岳山頂から26分で下りてきたそうで
仲間のもう一人の位置を確認をして
走り去って行きました。
この写真の中央に見えますか
黄色い服だったので黄レンジャーと名づけ
もう一人は青レンジャーとしました。
頭の上に音符が見えるほどいいリズムで
踊るように走っています。
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小蓮華山で
青レンジャーを待つ黄レンジャーに
追いついたので
山の話をしたら
やっぱり常連さんらしく
この日は今までで最高の天気だそうで
槍ヶ岳も見えるでしょうと
なるほど。
よく見ると
立山や剣岳らしき山の姿もありました。
(この写真の時は曇って見えてません。)
蓮華温泉の日帰り入浴の受付が
3時半までだそうで
なんとしても入ると
颯爽と駆け下りて行きました。
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私も後は下るだけです。
撮り忘れた花を写真に残し
登る人にあいさつをし
のんびり下ります。
途中ですれ違った写真家さんが
今日はいい天気だから
いい仕事ができそうだと喜んでいました。
やっぱり
今日はいい天気だったんですね。
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出発点の蓮華温泉です。
黄レンジャーと青レンジャーの姿は
ありませんでした。
この日は空いていたから
きっとお風呂に入れてもらえたんでしょう。
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この日の歩数は電池切れで
計測できたのは
29272歩
しかし上りで18000弱でしたから
往復35000歩には
なっていたでしょう。
筋肉痛が2日も続きました。
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花編に続く