山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

妖精が登る雪倉岳☆小蓮華山@新潟百名山№16

2014-07-15 | 〇新潟100名山(上越)
今までに登った3000m超えは
富士山と木曽駒ケ岳の2座のみです。
*
2007年の山頂崩落で3m縮んだようですが
小蓮華山2766mは
登った山の高さで3番目になります。
登山口の蓮華温泉の標高は
1475mですから
単純計算で標高差1291m。
白馬岳は更に166m高く
単純標高差1457mですから
一般には日帰りの山ではありません。
国道からの20kmの林道もあと少し
ちらっと
蓮華温泉の赤い屋根が見えました。
* 
山の中の1軒宿です。
駐車場で車を止め
ナンバーを確認すると
バラエィー豊かなお客さんでした。
一番遠くは四国の香川
その次は神戸か青森でしょうか。
その先に蓮華温泉はあります。

前を歩く二人はこの後
船越の頭まで
休んで抜いたり抜かれたり
ほぼ同じペースで歩くことになりました。
白馬山荘に宿泊されるそうです。
蓮華温泉の裏手に登山口はあります。

そして
テレビによく登場する
露天風呂・黄金湯を横目に見て
豊かな緑に囲まれた道を
花の写真を撮りながら
先に進みます。

樹木の間から蓮華温泉の赤い屋根。
帰りにはこれを見て
ほっとしました。

登山道は
緑に囲まれた緩やかに登る
石がゴロゴロの道です。

群れて咲くのは
シロバナニガナ

ユキザサ

時々現れる
栂海新道の山々と次第に肩を並べて
天狗の庭まで
1:30
白馬大池山荘のwebのタイムにほぼ一致します。


ここまでで
一番印象深いのが
大きくてゆったりした山容の雪倉岳です。
 
その山頂に向かって
5体の妖精たちが並んで
登って行きます。
 
雪形にはポジとネガがあるようですが
ここではネガでお願いします。
花は最後にまとめて報告します。
変化の大きい登山道で
ブログの進みも遅いんです。
つづく