山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

後立山連峰の展望台☆小蓮華山☆新潟百名山№16

2014-07-18 | 〇新潟100名山(上越)
白馬大池山荘から雷鳥坂を登ります。

残念ながら
雷鳥には会えませんでしたが
右には
小蓮華山・鉢ケ岳・雪倉岳・朝日岳が
雪渓を抱いて連なっていました。

高度があがると
左側に白馬大雪渓が見えはじめ

白馬大池山荘から50分で
船越の頭に着きました。

360度の大展望ですが
やはり気になるのは
この先の尾根道です。

すべて見渡せるので
小蓮華山が遠く感じられました。
登山口で出会った二人に道を譲り
お花畑の写真を撮り始めたら
あっという間に
小さくなってしまいました。

朝から荷を降ろさずに進んだので
歩くスピードも上がりません。
白馬大池山荘から1時間半で
小蓮華山の山頂にたどり着きました。
 
やっとという感じでした。
正面は白馬岳です。
先客は男性1名でしたので
気軽に声をかけると
やはり常連さんのようで、
蓮華温泉からは初めてとのこと。
台風の後なので
もっとすごい風景に会えるかと期待して来たが
そんなにたいしたことはなかったということでしたが
私は初めてなので
そうですか。これだけの山が見えれば満足です。
と答えて、昼食と初めての大休止です。
周りの山にも詳しくて
後から来た登山者に
丁寧に山の名前を説明してくれました。
もちろん私も聞いています。
白馬岳まで1時間半で行けるらしく
体力も時間の余裕もないのに欲張って
行けるところまで行くことにしました。

三国境までは下りで30分
富山県・長野県・新潟県の境界です。
後1時間で白馬岳ですが
残りは200m登らなければなりません。
 
この写真の人がいる辺りで
太ももにギブアップの兆候がでて
取り合えずザックを降ろして休むと
歩数計が18000歩を表示しています。
冷静に考えると
白馬岳山頂まで行くと
下山は日暮れになりそうなので
今回はあきらめて
下山することにしました。
三国境まで行ってよかったことは
ウルップソウが見れたこと

小蓮華山を
白馬大池の裏側から見れたこと

などと自己満足していると
後から
トレラン女子が追いかけてきました。
白馬岳山頂から26分で下りてきたそうで
仲間のもう一人の位置を確認をして
走り去って行きました。
 
この写真の中央に見えますか
黄色い服だったので黄レンジャーと名づけ
もう一人は青レンジャーとしました。
頭の上に音符が見えるほどいいリズムで
踊るように走っています。
小蓮華山で
青レンジャーを待つ黄レンジャーに
追いついたので
山の話をしたら
やっぱり常連さんらしく
この日は今までで最高の天気だそうで
槍ヶ岳も見えるでしょうと
なるほど。
よく見ると
立山や剣岳らしき山の姿もありました。
(この写真の時は曇って見えてません。)
 
蓮華温泉の日帰り入浴の受付が
3時半までだそうで
なんとしても入ると
颯爽と駆け下りて行きました。
私も後は下るだけです。
撮り忘れた花を写真に残し
登る人にあいさつをし
のんびり下ります。
途中ですれ違った写真家さんが
今日はいい天気だから
いい仕事ができそうだと喜んでいました。
やっぱり
今日はいい天気だったんですね。
出発点の蓮華温泉です。

黄レンジャーと青レンジャーの姿は
ありませんでした。
この日は空いていたから
きっとお風呂に入れてもらえたんでしょう。

この日の歩数は電池切れで
計測できたのは
29272歩
しかし上りで18000弱でしたから
往復35000歩には
なっていたでしょう。
筋肉痛が2日も続きました。
花編に続く


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