Fukunosukeです。
与志福の大将が銀座の店を閉め軽井沢に移ってしばらく。
先日、ようやく機会を得て日帰りで行ってきました。
東京とは違い、まだ少し肌寒さも残る軽井沢。
霧が出ていました。どうりで寒い。
プリマヴェーラというオーベルジュに出来た和食部門、穏坐(おんざ)。
店内はカウンターメイン。板前割烹スタイルは相変わらずです。やはり大将に料理の話を聞きながら料理をいただくのがいいです。
デビット スタンリー・ヒューエットという、軽井沢で活動するアーティストの作品だそうです。
日本酒で仕込んだ梅酒でお始め。
長芋、ジュンサイ、ウニ、おくら。
お椀。アジサイの季節ですね。
鱧のすり身に枝豆を加えた真丈、冬瓜、アイナメ。そうそうこの味です。大将の出汁。
造りは贅沢に4種。鯛、コチ、ボタン海老、本マグロ。
お刺身は今も豊洲から仕入れているそうです。
無花果、シャインマスカットとくるみを豆腐と和えて。
見事な黒アワビの登場。
このアワビはこの日一番でした。味の含ませ具合、食感の柔らかさ。
八寸は豪華です。
調理前の鳥貝を見せていただきました。こんなに大きい鳥貝は初めて見ました。
軽くあぶって。柔らかくて甘くてこれまた素晴らしい。
鮎の風干し、脂がのっています。添えられたうるかとよく合います。
茄子と椎茸と白味噌葛餡に茹でたせりと潰した山椒の実をあしらって
ご飯はとうもろこし、パプリカ、ズッキーニ?、生姜。
軽井沢の氷で作ったというかき氷。抹茶のエスプーマ、小豆、白玉、求肥。
いやあ、おいしかった。変わらぬ与志福の味で安心しました。。
食後、支配人がフレンチレストランを案内してくださいました。
こちらのオーナーシェフは箱根のオーミラドーにいらっしゃったとのこと。
どことなく雰囲気が似ている様に思いました。
いつかこちらのお料理も食べてみたいです。
大将と一緒に。新天地でも相変わらず見事なお料理をいただきました。
大将のお料理を目指し、とうとうこんな遠くまで来てしまいました。
でも意外に軽井沢って近い。やばいー。