ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

サーモンアンドトラウト

2020-07-07 17:25:47 | たべもの 和食 その他

Fukunosukeです。

 

この半年くらいドはまりしている飲食店。

 

下北沢のサーモンアンドトラウト。

 

外観は下北沢のカフェかバーですが、なんと和食屋。食べログでは割烹のジャンル。

月替わりのコースと、アルコールまたはお茶のペアリングが基本。

 

さっそく見たことも無いビールから。

お酒は料理に合わせて珍しいものが
少しずつ提供されます。それもまた楽しい。

 

マグロの冷たい出汁に、そうめん状に細切りしたズッキーニ、さいの目のゴーヤ。ミントの葉が味のアクセントで面白い。

 

神経締めした琵琶鱒。トウモロコシ、ウイキョウ、穂紫蘇。どんな味か想像できますか。

 

アボカド、豆腐よう、海ブドウ、海苔、茗荷。
取り合わせの妙。

 

じゃがいも、梅コンブチャ(昆布茶ではなく紅茶キノコだそうです)、オカヒジキ、コリアンダーの花。

 

鱸、蕪、レモン! マスタードオイル。
この鱸も神経締めのもの。油で揚げてから炭で焼いています。レモンは酢橘のアレンジ。

 

夏鹿、茄子、トマト。ソースは発酵したラズベリー。

 

冷や汁。胡麻が勝っているので青臭さはなくて本当に食べやすい。

 

 

甘味は鶏卵そうめん。パッションフルーツのソースに山椒オイル。

 

最後に梅羹でさっぱり。

 

〆のお茶は、台湾まで買い付けに行ったウーロン茶だそうです。

 

誰でもわかる和食の高級食材は使いませんが、食材にはすごいこだわり。調理や味付けもとてもユニークです。

和食と言うよりはイノベーティブなんだと思いますが、奇をてらった感じはなく、どの料理も完成されていて、昔からそういう料理があったかの様。味覚のセンスが長けているのだと思います。何度行っても驚かされます。

 

こんなお店、他にあるのだろうか。下北沢の奇跡の様なお店です。

 

<備考>

今のシェフは二代目で、初代は伝説の料理人なんだそうです。初代のお料理も食べてみたいですが、二代目のお料理もどうしてなかなか凄いと思います。