『竜王まさに知るべしこの十善は能くこの十力(以下に出る)と無畏と乃至十八不共との一切の仏法を円満することを得せしむ。この故に汝等応に勤めて修学すべし。』
十善業というは実に結構なことで世間出世権の功徳、一功善行というて是によりて無上菩提の功徳を円満する。無上菩提の功徳を円満すると仏の十力というて、菩薩にも羅漢にもない智力がある。無畏というておそれることのない徳が4つある。十八不共というて声聞縁覚菩薩等のかなわぬ所のすぐれた特別の功徳が十八通りある。一切諸法を円満するというてつまり十力、十八不共法、一切種智、如来三智円満無量の果に至れる。依ってまさに勤めて修学すべし。十善を勤めねばならぬ。
十力とは
一に是処非処力(この因縁によってこの如くの果報を得と明らかに信ずること)
二に業力(この業を造ったからこの結果を得なければならぬという道理を明に知り玉ふこと)三に定力(一切禅定三昧の邪魔になる汚を去られて禅定解脱という悟りの助けになる相を分別して明らかに知り給うこと)
四に根力( 衆生の精神の優劣を知る力)(以下補足します。・・
五、種種勝解智力 (衆生のまことの望みを知る力)
六、種種界智力 ( 衆生の本性を知る力)
七、遍趣行智力 - (衆生が地獄や涅槃など種々に赴くことになる行因を知る力)
八、宿住随念智力 ( 自分や他者の過去世を思い起こす力)
九、死生智力 -( 衆生が死ぬ道理、他所に生まれる道理を知る力)
十、漏尽智力 ( 涅槃に達するための手段を知る力)
・・人間は無量劫来貪瞋痴を越し我慢我欲を起こした気が晒しあげて抜いてない。如来は晒し上げて抜いてある。それはどういうわけかというと・・如来は宿命力で無量億劫の前まで日々したことが一々わかる。依って今日ある出来事が分かる。・・
十善業というは実に結構なことで世間出世権の功徳、一功善行というて是によりて無上菩提の功徳を円満する。無上菩提の功徳を円満すると仏の十力というて、菩薩にも羅漢にもない智力がある。無畏というておそれることのない徳が4つある。十八不共というて声聞縁覚菩薩等のかなわぬ所のすぐれた特別の功徳が十八通りある。一切諸法を円満するというてつまり十力、十八不共法、一切種智、如来三智円満無量の果に至れる。依ってまさに勤めて修学すべし。十善を勤めねばならぬ。
十力とは
一に是処非処力(この因縁によってこの如くの果報を得と明らかに信ずること)
二に業力(この業を造ったからこの結果を得なければならぬという道理を明に知り玉ふこと)三に定力(一切禅定三昧の邪魔になる汚を去られて禅定解脱という悟りの助けになる相を分別して明らかに知り給うこと)
四に根力( 衆生の精神の優劣を知る力)(以下補足します。・・
五、種種勝解智力 (衆生のまことの望みを知る力)
六、種種界智力 ( 衆生の本性を知る力)
七、遍趣行智力 - (衆生が地獄や涅槃など種々に赴くことになる行因を知る力)
八、宿住随念智力 ( 自分や他者の過去世を思い起こす力)
九、死生智力 -( 衆生が死ぬ道理、他所に生まれる道理を知る力)
十、漏尽智力 ( 涅槃に達するための手段を知る力)
・・人間は無量劫来貪瞋痴を越し我慢我欲を起こした気が晒しあげて抜いてない。如来は晒し上げて抜いてある。それはどういうわけかというと・・如来は宿命力で無量億劫の前まで日々したことが一々わかる。依って今日ある出来事が分かる。・・