福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は皇極天皇が四方を拝されて雨が降り百姓が「至徳天皇」とたたえた日

2024-08-01 | 法話

日本書紀 / 皇極元年(642)八月甲申朔
「八月甲申朔(一日)、(皇極)天皇南淵の河上に幸し、四方を跪拝し、仰で天に祈る。即ち雷大雨あり。遂に雨ふること五日、溥く天下を潤す。〈或本に云う『五日連雨、九穀登熟』。〉是において天下の百姓は倶に万歳を称て曰く『至徳の天皇なり』と。」

皇極天皇は敏達天皇の孫の茅渟王(ちぬのおおきみ)の王女。舒明天皇の皇后。天智・天武天皇の母。舒明天皇の死後、即位し皇極天皇となる。大化元年(645)、中大兄皇子らが蘇我氏本家を滅ぼして、大化改新に着手したのを機会に、皇位を弟の軽皇子(孝徳天皇)に譲る。孝徳天皇没後、重祚して斉明天皇となる。

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