善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)45
四十四番目、閻浮提の摩竭提国・迦毘羅かぴら城 遍友童子
三十三天から下りて善財は教えられたとおりに迦毘羅城の遍友童子を訪ねたが童子は一切何も説かず弟子である善知綜芸童子を紹介した。なにも説かないで弟子を紹介するというのはなにか深い意味がありそうですが当方にはまだわかりません。維摩居士の「一黙雷の如し」という所と共通しているのでしょうか。
遍友童子はた . . . 本文を読む
今日は碑文谷円融寺仁王尊例祭の日です。ここの仁王様は江戸時代には大変な信仰を集めていたようで、寺のホームページには「田山花袋の『東京の近郊』には「そこにある仁王尊は、昔は中々の流行佛で、寛政年間には、殆ど道もさりあへぬほど、參拜者があったといふ事が何かの本に書いてあったと覺えている」と書かれていますが、確かに『遊歴雑記』『過眼録』『新編武蔵風土記稿』『江戸名所図会』『武江年表』『飛鳥川』などの江戸 . . . 本文を読む