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新型コロナウイルスについて その66

2023-02-23 14:08:19 | その他
新型コロナウイルスの新規感染もようやく減ってきました。
そんな中、分類を2類から5類にするとか、マスクの着用は個人判断に委ねるということに変更するということになっています。
これらについて結果だけが伝えられていて、その理由というのがよくわかりません。
今日のヤフーニュースで、「マスク着用が個人判断に。税務署では外さない方が〇 命を守るシーン別着脱ルール22」と題するマスクの取り扱いについての興味ある記事が出ていました。
この中でインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は、その理由について「・・・国がマスク不要を唱えるのは、純粋に感染症の流行を分析して安全だと判断した、というより、海外に対してよく見えるように、という目的のパフォーマンスにしか思えません」と述べています。
医学的見地とか統計的な判断はないのでしょうか。
また同じニュースの中で、昭和大学医学部の臨床感染症学の二木教授は「現在の感染状況を考えると、政府は、ある程度の犠牲は仕方ないと覚悟をしたのでしょう。ならば、せめてそのメッセージは国民にしっかり伝えるべきです」と述べています。
まさにどう分析してどの程度の犠牲を覚悟したのか、それがマスク着用に伴うストレス解消など見合うものなのかを明らかにしてほしいと思います。それを見たうえで個々人が判断すればよいと思います。

マスクについて、まず着用の効果はどうなのか。効果はある、ないと意見が割れていて、よくわかりません。まずそれについて例えば次のようなデータがあれば、わかりやすいと思います。
  感染者のマスク  非感染者のマスク  お互いの距離  感染リスク(この数字はあくまで仮定の値です) 
     ×         ×        1m      1
     〇         ×        1m      0.5
     ×         〇         1m      0.7
     〇         〇         1m      0.3
       ・・・・            1.5m
      〇:着用 ×:非着用
  ※対面なのかどうか、どのくらいの時間とか、もっと細かく分類できると思います。

新型コロナは発症前も感染力があることから、感染して発症前の人も当然含めます。
マスク着用が個人判断になっても、発症すれば当然着用するでしょうし、隔離もするでしょうから、変化が生じるのはマスクを着用していない発症前の感染者から感染する人の数です。
この数がどのくらい想定され、これに最近の死亡率を掛ければ、何人亡くなるかがわかります。

上記の例のようなマスクの着用効果、そして着用しなくなるとどのくらい人が亡くなると想定されるのか。そしてその数を「仕方ないと覚悟」するのか。明らかにしていただければ、個々人の今後の対応の判断材料になるのではと思います。
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