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新型コロナウイルスについて その54

2022-02-18 17:04:36 | その他
オミクロン株は重症になりにくいと言われていますが、予想していたとおり感染者が増えてくれば、当然、重症者、亡くなられる方も増えてきます。最近は、1日200人を超える方が亡くなられています。
特に基礎疾患のある高齢者の方が亡くなられているようですが、それがどの程度なのか統計的に分析したものはまだ見当たりませんので、データが少なく、信頼性に乏しいですが、群馬県で公表しているデータをもとに死亡率を出してみました。

群馬県の2月3日から9日までの一週間の新たな感染者は、県内の最新動向によると6,127人(プレス発表資料はこれより500人くらい多く合っていませんが)、そのうち、60歳以上は約1,017人。一方、死亡者は一週間遅れと仮定して翌週を見てみると21人で0.34%、ところが60歳以上で見てみると20人、1.9%になります。もっと年齢を絞って80歳以上だと、感染者は345人、死亡者は19人、なんと5.5%です。
一方、60歳未満で亡くなられた方は50歳代1人です。
(感染者数のデータが500人も相違があるので、あくまでも目安です。もっと多くのデータを使っての分析が出るのを望んでいます。)

これでわかることは、80歳以上の高齢者が感染すると20人に1人は亡くなられるということになり、大変怖い感染症であることがわかります。一方、60歳未満では、それほど深刻なものではないように思えます。(後遺症という問題もありますが)

亡くなられる方がないようにするには、医療体制増強、ワクチン接種はもちろんのことですが、やはり感染しない、させない取り組みを徹底することが肝要なのではないかと思います。
それは、これまでも言われているとおり、3密回避、手指消毒、マスク着用などです。これらは行政がやることでなく、私たちみんながやらなければならないことです。

その中でマスクについて少し触れたいと思います。
最近の富岳によるシミュレーションによれば、感染している人がマスクを着用していても、例えば50cmの距離で15分会話をすると相手への感染リスクは高まっていき、30cmになると30%の感染リスクがあるということです。マスクをしているからといって安心しきってはいけないということがわかります。1m離れていると感染リスクはゼロということです(感染者がマスクを着用していないときの相手への感染リスクがあると比較できてよかったのですが)。一方、感染していない人がマスクを着用していれば、ウィルス飛沫が体内に取り込まれる量は、していない人の1/3くらいになるということで、マスクの効果は明らかにあります。

私自信は、あまりマスクが好きではなく、これまで軽い風邪をひいたくらいでは着用していませんでした。しかし、新型コロナの場合は、感染して症状が出る前から人に感染させる能力があるということ、そして、もし自分が感染して人にうつして、またうつしていって誰かが亡くなられてしまうかも知れないということを考えると、普段から着用しなくてはならないと思うようになりました。

誰かがマスク非着用で飛行機に搭乗しようとして拒否にあったということがあります。
なぜマスクをしないかというと、そもそもパンデミックはでっちあげだといった趣旨の話をしていたように記憶していますが、もし自分が感染して気付かないうちに人に感染させて、その人が亡くなってしまったらどうするのだろう。
今、みんなが好む好まないによらずマスクをしているのは、もちろん自分が感染したくないというのもありますが、自分が感染しているのを知らないで人にうつして、それが回り回って誰かが亡くなるということのないようにという思いなのではないかと思うのです。
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