○ロッシーニ 「どろぼうかささぎ」序曲
○ショパン ピアノ協奏曲第1番
○ショパン マズルカ(アンコール)
○ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
児玉 桃(Pf)、M.バーメルト/群馬交響楽団
一見、ロマン派と古典派の名曲を並べただけのプログラムのようですが、実は3人とも同時代を生きた作曲家ということなのだそうです。
ショパンの協奏曲、いつも2楽章の記憶がないので、今日は身を乗り出して聴きました。ピアノの音色が宝石を散りばねたようで、とても美しかったです。でもつかみどころがなく、聴いているのがつらかったです。どうもこの曲とは相性が合わないようです。
運命は、2楽章出だしのヴィオラ、よかったです。また3楽章の中間部の弦楽器の合奏が印象に残りました。めずらしく反復していました。終楽章の終わりは素晴らしい盛り上がりでした。
途中から指揮棒が短いような気がしましたが、後で聴いたら、運命の動機の2回目だったかに折れたそうです。譜面台はないのにどこにぶつけたのだろうか?それとも超常現象?
(群馬交響楽団)