My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2010-10-05 18:28:35 | 他の音楽

○ヤナーチェク 消えた男の日記 M.フリドレヴィッチ(T)、V.ソウクポヴァー(Ms)、R.クヴァピル(Pf)、キューン混声合唱団 1970年


ヤナーチェクは、1916年5月、新聞に掲載された詩に惹かれ、この曲を作曲しました。

詩は、モラヴィアの農村で、若者がジプシーの娘に誘惑され、ついには二人の間に男の子が生まれ、罪悪感から生れ故郷にいられなくなり、失踪したという内容です。

ヤナーチェクがカミラと出会ったのは翌1917年のことですが、この詩のジプシー娘と重ねて作曲を進め、1919年6月に完成したのです。


メゾ・ソプラノのソウクポヴァーはこの頃のチェコの有名な歌手ですが、ここでのジプシー娘は、ちょっと太く厚い声で、もう少しなまめかしさや、あやしさ、艶っぽさがあると良いと感じます。

Janacekdiary

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする