○バッハ マタイ受難曲 リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団他 1958年6~8月
全曲聴いたのは、大学時代以来ではないかと思います。
当時、学校の西洋音楽史の授業や、レコード・コンサートで聴きました。そのとき聴いたのが、リヒターの新旧録音です。
新録音は、シュライヤーの福音史家がまるで演歌歌手のようで馴染めませんでした。
この演奏である旧録音は、ヘフリガーの福音史家が崇高なまでの高みにあります。またF=ディースカウ、ゼーフリート、テッパーとフリッチャイのオペラ全曲録音でお馴染みの歌手による演奏というところも親近感があります。特にテッパーの歌う10番のアリアには心を打たれました。
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