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football smile

the days turn into months and years

KSD49

2010-05-21 | design
前面道路のバス停から正面を見るとこんな感じです。築35年の既存工場棟と築12年の既存事務所棟の隙間から、チラッと顔を覗かせています。とても謙虚で好感が持てます(笑)。建物下部をダークグレーにしたことで、上部のホワイト・スクエアが際立っていると思います。しかし不思議なことに、あまり違和感はありません。建ったばかりだというのに、結構そこの風景に馴染んでいます。しめしめ、これはどうやら適正な存在感を与えることができたようだぞ。と、ひとりほくそ笑んだのでした。

さあ、あと一息で完成です。
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KSD48

2010-05-20 | design
そして、コンセントボックスも当然露出です。メンテナンススペースの床から生え出て来たように見えます。なかなかかわいい感じです。普通なら隠してしまうようなものを見せてしまうと「ああ、こういう風になっているのね」という仕組がよくわかります。壁を伝って天井下を向こうへ渡って、そこからまた壁を伝って動力盤へつながるといった具合です。配管だってみんな露出されています。なぜ工場はこうした納まりにするのでしょうか?見栄えなんてどうでもいいから?まあそういうこともあるのかもしれませんが、要は故障した時に即座に原因が究明できるからです。至極合理的。

もとい。配管配線が整然と並ぶ様は、なかなかどうしてかっこいいものです。究極の機能美ってヤツです。
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KSD47

2010-05-19 | design
インテリアはこんな感じです。小さな部品の組立作業をする部屋です。完全に事務所仕様ですが、そこにもやはり「工場らしさ」を取り入れたデザインにしました。鉄骨柱の継手がそのまま見えちゃってます。高力ボルトがかっこいいです。一応、塗装はしていますけどね。オペレーターもクリップで後付け。完全露出。それから巾木を黒にしたので、隙間が空いているように見えます。白い腰壁が浮いている感じです。さらに柱と腰壁の取り合いにも隙間を残しています。これで柱が完全に独立して見えます。普通のアルミサッシですが、おかげで横連窓も際立ちます。

な~んてね。話し出したら切りがないです。考えたことが形になるというのは、本当に嬉しいことです。
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KSD46

2010-05-18 | design
バルコニーに出てみました。別に洗濯物を干すところではなくて機器の搬入用です。だから床はグレーチングです。透け透けで下が見えます。塗装はせずに溶融亜鉛メッキで仕上ています。業務用って感じで好きなんですよ。それに対して、外壁のパネルは本当にピッカピッカに白くて爽やかです。周囲の緑とマッチしています。仕上に関しては、全てをきれいにするというよりは、メリハリを利かせることが大切だと思っています。メッシのドリブルのような緩急が理想です。

自分は高いところも案外平気なので現場で困るようなことはありませんが、高所恐怖症の人なんかは大変だろうなあといつも思います。
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KSD45

2010-05-17 | design
何をしているのか?というと、トイレのサインの大きさを検討しているところです。大きすぎず小さすぎず、物事にはちょうどいい大きさというのが、必ず存在すると思っています。それを探すわけです。ないものを新しく作り出すというよりは、あるものの適正を探し出すという作業の方が好きです。う~ん、何かしっくりこないなあ。そういうことを繰り返していると、あれ?これじゃねえ?というものが見つかります。多分それが正解。そもそもデザインに正解というのはないのかもしれませんけど。

人目を引く斬新なデザインより、何の違和感も感じないけど結構気の利いたデザインというのが理想です。それが「寸止め」ってやつです。
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LAST SONG

2010-05-16 | music


僕の声で歌うだけ
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MELLOW

2010-05-15 | music
清春
LTCA-00006
30 MAR 2005
http://www.kiyoharu.jp/

超かっこいいぜよ!と思う曲がある。そういうのは人それぞれ。いろんな人がいるからね。だから世の中には、数えきれないくらい多くの音楽が存在する。日によっても違ったりするけど、自分の好みから言うと、それはクラシックやジャズや演歌ではなさそうだ。まあ、ロックだね。それも同年代のアーティストが作る曲に共感することが多い。同時代の空気を吸って生きてきたからかもしれない。

今日は1日このアルバムを聴きながら、工場のエントランスのサインをデザインしていた。かっこいい曲を聴きながらだとかっこいいデザインができそうだから。

清春のソロでいちばん好きな曲は?というと、おそらく「LAST SONG」あたりが最有力候補に上がる。イントロでもう決まったぜ!って感じ。サビのメロディーで完全にやられたぜ!って感じ。超かっこいいぜよ!
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toto449

2010-05-14 | toto
今週末は特に観戦の予定なし。

A組シングル。

1 F東京×清水  1
2  新潟×山形  1
3 横浜M×京都  0
4  仙台×浦和  2
5 C大阪×神戸  1


B組シングル。

1  磐田×川崎  1
2  大宮×広島  2
3 名古屋×鹿島  1
4  鳥栖×岐阜  0
5  栃木×富山  1

いつも通り200円の勝負。

【今シーズンの成績】 0勝23敗 +¥0-¥2300=-¥2300
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KSD44

2010-05-13 | design
外構工事が始まりました。そしたら諸事情により、仮設の現場事務所が建っているところを緑地にしなければならないことが判明しました。早々に撤去しようかという意見もありましたが、これから既存建物の改修工事もあるので、結局8月まで残すことになりました。しかし、それでは緑地の施工ができません。そうすると開発の検査が受けられません。そこで現場は考えました。そうだ、現場事務所を5mほどずらしましょう。というわけで、建物を解体せずにレールに乗せて場所を移動することになりました。いわゆる曳屋というやつです。建物を引きずって動かすなんて、いやいや大抵のことはできる世の中になったものです。まあ、ビルだって動かしちゃう時代ですから、仮説の現場事務所なんてチョロいものです。

夕方現場へ行くと、曳屋の準備で事務所は立入禁止ということで、職人さんたちは屋外にテーブルを並べて休憩していました。何だか和気あいあいで楽しそうでした。自分も顔見知りの職人さんに挨拶をして、辺りをウロウロしていました。建築って設計者がつくっているわけじゃあなくて、職人さんたちがつくっているのです。だからこの人たちには頭が下がるばかりです。実は、本当に頭を下げてやってもらったところも多々あります(笑)。ここにきてみんなが笑顔なのは、きっとできた建物に自信があるからだと思います。

いつもなら自分も作業服なのですが、今日は朝から別件の打合せがあったのでスーツを着ていました。これがね、現場ではものすごく違和感があるのです。何か偉そうですごく嫌いです。
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KSD43

2010-05-11 | design
ほとんどの仕上が完了しました。とは言っても、1階の成形ヤードなんかはほとんど仕上というものがありません。そもそも工場に仕上という概念は存在しないような気がします。下地材露出のまま、そこに必要な設備を後付けした感じです。で、これがまた超かっこいいのです。例えば、普通の建物なら写真の状態に天井材を貼って完成になります。でも今回はこのままで完成です。ということは、普通なら天井裏に隠れてしまうものが全部見えるということです。大変なのは職人さんで、取付クリップの位置から配管、配線まで気を使って施工しなければなりません。今日じっくり見て廻りましたが、いやいやものすごくきれいです。現場に来るたびに「こういうふうにできるかなあ」とか「こうしたらきれいだよね」とかつぶやいていたことが、見事に形になっていました。これはすごい!かなり感動しました。
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