全然久しぶりという感じがしない大宮駅の豆の木。
JAPAN
JUL 1982
Apple Music
http://www.davidsylvian.com
どうやら昨年の仕事納めも、ELLA RECORDSでレコードを買って帰っているようだ。やれやれ。というわけで、今年はJAPANの12inchを2枚購入。いずれもアリオラハンザ時代のリメイク盤である。1982年にドイツ(当時は西ドイツ)でリリースされたレア盤が、どういう経緯で40年後の幡ヶ谷で入手できるのか非常に興味深い。音源は既に様々なアルバムで聴いているので、今更どうこうというものではないのだが、特筆すべきはそのカバー・デザインである。David Sylvianのコラージュがかっこいい。ネットで見ていて欲しかったのだ。まさか実物を手にできるとは思わなかった。こうして小さな幸せに浸って今年も終わって行く。
JAPAN
FEB 1983
Apple Music
http://www.davidsylvian.com
3枚目のアルバム「Quiet Life」に収録されているThe Velvet Underguroundのカバー曲。アリオハンザからヴァージンへ移籍する前の混迷期には、実にユニークな楽曲が制作されている。良くも悪くも試行錯誤の連続で、これもその一曲と言っていいだろう。版権を持つアリオハンザが、バンド解散後にリリースを重ねるというおかしな状況を生み出したことを考えても、商業主義に揺れたことは間違いない。まあ楽曲はともかく、これもまたカバー・デザインが逸品である。日の丸を連想させる配色にモノクロのDavid Sylvianがクールに佇む。やはり12inchで持っていたい。
ROBERT GLASPER
25 FEB 2022
Apple Music
http://robertglasper.com/
普段は聴かないような音楽の試聴に凝っていて、様々なジャンルを行ったり来たりしている。中でも特に興味を引いたのがJAZZなのだ。というわけで、JAZZを聴きながら、いつもと違った雰囲気の年末を過ごしている。そしてたどり着いたのがRobert Glasperである。彼の枕詞となっている「ジャズとヒップホップ/R&Bを融合した」の通り、こってりしたJAZZにあらず、サンプリングとラップのリズムが心地よい。Tears For Fearsのカバーまで入っているのには驚いた。色々調べていたら、ブルーノート東京で来日公演があるらしい。お洒落のふりして行ってみようかしら?
EZRA COLLECTIVE
4 NOV 2022
Apple Music
https://ezracollective.com/
最近、a-haだったりArctic Monkeysだったり、自分の好きなアーティストの新作リリースが続いた。それはとても喜ばしいことであるが、完全に世界観が確立されているので、新鮮さに欠けるということはある。何か新しい音楽を聴いてみようか。というわけで、Ezre Collectiveである。UK Jazzの最先端とは一体どのような音なのか?と構えるまでもなく、とても聴きやすいクラブ・ミュージックであった。オシャレのふりして聴くも良し。朝の通勤電車で聴くも良し。残業で仕事をしながら聴くも良し。寝る前に暗い部屋で聴くも良し。心が軽くなるような気がするからお試しあれ。