背番号10

ACミランへ移籍した本田圭佑は、自らエースの称号である背番号10を要求したそうです。「自信がないと10番は要求しない」と言い放った彼は、自らにプレッシャーを与えることで、新天地での活躍を誓いました。なるほどなあ。そういうメンタルの強さが、一流選手の証なのかも知れません。ただ、ちょっと穿った見方をすれば、自身が脚光を浴びる最良の道具として、ミランの10番を利用したとも言えます。日本代表でも個の力に言及することが多く、彼の哲学が如実に現れたエピソードだと思います。

一方Jリーグに目を移すと、やはり自ら背番号10を要求した選手がいました。横浜Fマリノスの中村俊輔です。35歳のベテランは、今シーズンもキャプテンに任命されて、昨年の無念を晴らすべく始動しました。自分がチームを引っ張る。その決意のほどが背番号10に表れています。日本代表ではおなじみでしたが、クラブでは実に12年ぶりだそうです。マリノス復帰の時は、若手に託すというような意向だったと記憶しているので、ここへ来て再び10番を背負うという心境の変化は、かなり興味深いものがあります。託すべき若手がいないのか？本田の影響（これはないか）なのか？ユニフォーム販売の営利目的（これはありそう）なのか？

本田圭佑は個を活かすために組織を利用する。中村俊輔は組織を活かすために個を利用する。その達成手段として選択されたのが、奇しくも同じ背番号10だったというわけです。やはり、サッカーは奥が深いなあと思いました。

あと3人

忘れた頃に開催される同期会。

今年度は勤続20年表彰を受けた記念すべき年なので、久しぶりに同期会を開催しました。でも本当の理由は、20年記念を祝うためではなくて、また一人退職者が出たからです。会社での送別会は勘弁して欲しいという本人の意向で、それならば同期会をやろうということになりました。

思い返してみれば入社以来、彼にはいつも助けてもらうばかりでした。何度も一緒に仕事をしましたが、そんな時は本当に心強かったです。つい最近も助けてもらったばかりです。本当に感謝しています。しかし、それでは自分は彼に何をしてあげられたのかと考えると、ただ心が痛むばかりです。結局何もできませんでした。

最後に会社で会った時、なぜか二人で肩を叩き合いました。言葉が出ませんでした。でも、お互い伝えたかった何かを感じることができました。その時に思いました。自分は絶対この会社を辞めることはないだろうと。大切な同期達が辞めていった会社に最後の最後まで留まってやろうと。

7−4＝3。同期入社はあと3人となりました。

水戸2

そしてまたやって来ました水戸です。東上線が事故で止まっていたので大慌てでしたが、一本遅いフレッシュひたちに乗れたので、何とか打合せに間に合いました。水戸は今日も雲一つない快晴です。気分いいねえ。

前回の現地視察を踏まえて、机上のスタディをしてみたので、スタジアムのボリューム感やスケール感は概ね把握できました。これからいよいよ提案レベルの検討に入ります。スタンドの配置パターンは限られているので、ポイントはコンコースの作り方ではないかと思っています。断面計画が難しそうです。大切なのは、サッカーファンの気持ちを決して忘れないこと。そうでないと、自分が計画する意味がないからです。

#148

センターサークルからの眺め。素晴らしい。いろいろと気合い入るねえ。

黒と影 spot

Peace

EURYTHMICS
BVCP-21086
27 OCT 1999
http://eurythmics.com/maintenance/

特別なことは何ひとつ起こらない休日は、部屋でじっくり昔のCDを聴こう。というわけで、本日はEURYTHMICSです。確かに「Sweet Dreams」は衝撃的でしたが、作り手も聴き手もそれに縛られていてはダメです。このアルバムは10年間のブランクを経て作られたものですが、そこにエレクトロニックの面影は見当たらず、とてもエモーショナルな唄が奏でられていました。人は変化することを恐れてはいけない。

2曲目の「I SAVED THE WORLD TODAY」みたいな曲が好きです。

Famima CAFE

最近話題のコンビニコーヒーですが、会社の近くのファミリーマートへよく買いに行きます。下の階にドトールがあるのですが、どうも好みではないので。ちなみに、家ではスタバの豆を使ってます。ダークローストが好きです。とても苦いヤツ。

カモフラージュ

これって、かっこ良いのか？かっこ悪いのか？よくわからない。

MHL58

服は単品で買うより、ある程度まとめて買う方が良いみたいです。別にそれぞれを組み合わせて着るわけではありませんが「これはあれと、それはこれと」という具合に、客観的に考察できるからかも知れません。というわけで、ニットと一緒にボタンダウンのシャツも購入。珍しくネイビーです。本当は白いシャツがいちばん好きですが、マーガレット・ハウエルとMHLを合わせると結構な枚数持っているので、さすがにちょっと違うものにしようかと。色味に癖がなくスッキリしていて、白いボタンがクールです。

MHL57

セールの残り物を探しに、いつものショップとは別のMHLオンリーショップへ。残っていたら買おうと目を付けていたニットを購入。黒とグレーのボーダーで、形が普通じゃないところがポイントです。普段は無地のニットが多いので、いつも同じようなものを着ている印象を与えないためにも、こういう変化球が必要になるわけです。これはラフに着崩すのが正解だと思います。上手く着こなせば、かなりかっこ良いのではないか？そういう期待観があります。