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football smile

the days turn into months and years

L2 静岡産大 vs R熊本(ゆめりあ)

2010-05-02 | nadeshiko
チャレンジリーグWEST 第5節
2010年5月2日(日)12:00キックオフ
磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場
静岡産業大学磐田ボニータ 5 - 0 ルネサンス熊本フットボールクラブ


前記の通り、今年から応援し始めたクラブがある。しかし、そのクラブのホームタウンは自分が住む街からえらく遠くにあるので、ちょっとやそっとじゃ観戦に行かれない。もちろん、TV中継なんて期待できない。いちばん近くに来るアウェーゲームでも磐田かあ。と思っていたら、何とエコパでのレッズ戦の翌日に試合があるではないか。袋井まで来て磐田に寄らずに帰るわけにはいかない。というわけで、今シーズンは無理かもしれないと諦めていたR熊本の試合を観戦することができた。

結果だけを見ると嘘のようだけど、今日は勝てた試合だったと思う。前半30分まではR熊本の方が押していた。少なくとも互角以上だった。DFラインも高い位置をキープしてオフサイドを取っていたし(自分はDFなのでこういうラインコントロールには拍手を贈ってしまう)、20番のロングフィードが相手のスペースを突いていた。もう少し細かいパスがつながれば言うことなしである。しかし先制点を取られてからは、徐々に相手にペースを握られてしまった。前半2失点、後半3失点。ずるずると失点を重ねてしまうのは、ここ数試合と同じ結果のようである。

そんな展開を見ていて感じたのは、サッカーの試合というのは90分間あるのだということ。90分間通しての構成力は、正直相手の方が上であった。先制点を取ったことで、相手は余裕を持ってプレーをすることができた。フィジカルの強さと広い視野を活かして、ここぞ!というところで追加点を重ねて行く。そんな理想的な展開を見せられてしまった。逆に焦りが生んだ空回りなのか、R熊本は思うように連携が取れず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

それでも何とか1点を返そうという意志は、チーム全体から感じられた。あきらめない姿勢。そうだ!これがR熊本の魅力なのだ!と思う一方で、1点でも返そうという展開になったところで、既に勝負はついているという現実も見えてくる。どのように90分間を使えば勝てるのか?そのプランを間違わなければ大敗はなかったし、勝点を取れたのではないか。どんなチームでも逆転というのは至難の業である。余程の力がないと難しい。R熊本の戦い方としては、やはり先制点を取られないように辛抱強く耐えること。それに尽きるような気がする。前半を無失点で凌ぐことができていれば絶対チャンスがあったのに。そう思うと残念でならない。

さすがに10失点、20失点した試合の後には、最後まで諦めずによく頑張ったなあとしか言うことができないけど、今日はそういう試合ではなかった。それだけに悔しかった。実は、昨日の浦和の敗戦より悔しかった。挨拶に来てくれた選手達の顔は、とてもまともに見られなかった。そうじゃなくて、最高の笑顔で喜ぶところが見たかったなあと思った。いつかR熊本が勝つところが見たいなあと本気で思った。

前半はトップで裏のスペースを狙う。後半は右サイドでチャンスメイクをする。今日も9番は走り回っていた。なかなか思うようなパスが来なかったけど、そんなことはおかまいなしに走り回っていた。失点直後は、真っ先に声をかけて味方を鼓舞していた。そうだ、下を向いても何も見つからない。声を出して前を向こう!サッカーは楽しくなければならない。勝つことでサッカーはもっと楽しくなる。

次節は熊本で鹿児島戦ですね。ホームのサポーターの前で素晴らしい勝利を!レッズサポーターも埼玉スタジアムで朗報を待ってます。絶対頑張ってください。

   
コメント (2)
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