goo blog サービス終了のお知らせ 

football smile

the days turn into months and years

J1 清水 vs 浦和(エコパ)

2010-05-01 | J1
Jリーグ・ディビジョン1 第9節
2010年5月1日(土)16:00キックオフ
エコパスタジアム
清水エスパルス 2 - 1 浦和レッズ


会社の先輩と後輩と新宿駅で待合せ。足立ナンバーのプリウスが出発したのは10:00前。このGW渋滞をナメ切った態度が功を奏してか、静岡までは順調に突き進む。これなら余裕で間に合うぜ!と牧之原SAでのんきにお昼を食べていたら、ここから脱出するまでに1時間を要してしまった。思わぬ足止めに面食らうが、まあ慌てても車は進まないので「釣りバカ日誌」を見てのんびり過ごす。良い天気だなあ。これが休日だ。そんなこんなで何とかキックオフ前にエコパスタジアムに到着。

小野、兵藤、本田を要する清水に対するは、ポンテ、柏木、阿部、啓太の浦和の中盤。このゲームのポイントは、まさにここに集約されていた。非常にハイレベルな展開が繰り広げられた。パスワークという点に関しては、浦和の方が良かったように思う。ただ、ゴールが決まらなければ勝てない。至極当たり前の結果である。それにしても、堀之内投入までは納得できる。しかし、なぜに達也と柏木を変えたのか?攻撃のリズムを作っていた2人がピッチを出た途端、流れは清水に傾いて行った。これではロスタイムの失点も仕方なしか。浦和のベンチワークにどうもモヤモヤが残る幕切れであった。

試合終了のホイッスルが鳴ると、小野と永井は抱き合って喜んでいた。結局、最も見たくなかった最悪の光景を見ることになってしまった。レッズサポーターからは、この2人に嫌というほどのブーイングがおくられた。自分も赤いユニフォームを着てブーブー言っていた。小野の華麗なパスを見てブーブー言っていた。そして考えた。どうしてこんなことになってしまったのだろうか?

勝つためにチームは変わる。監督が変われば選手も変わる。フォーメーションが変われば攻め方も守り方も変わる。全ての条件が揃った時、チームは勝ち続けてタイトルを手にする。それは本当に奇跡の瞬間のようである。しかし、残念ながらその瞬間は決して長くは続かない。チームはまた変わらなければならない。それがサッカーというもの。今日目にした光景は、まさにサッカーそのものだったのだ。もし永遠に変わらないものがあるとしたら、それはかつてのヒーローにブーイングをおくるサポーターだけなのかもしれない。

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする