football smile

the days turn into months and years

おろかな日々

2020-03-31 | book

椎名誠
10 JUN 1996
文春文庫
Amazon.co.jp

「二分後、田んぼの中に、いきなりドッカーンと超近代的な建物が見えてきた。田んぼの中の巨大オブジェのような建物で、なんともいえない異様さだ。聞けば「丹下健三先生の設計です」と係りの人は誇らしげに胸を張った。タンゲ先生もよくやってくれるよ、この田んぼのまん中になあ・・・と、ぼくはその日最後までニッポンお笑い急速近代化の渦中でアタフタしていたのであった。」

という本を読みました。これはいつものように古本屋さんで110円で購入したもの。ページが茶色くなって、角に折れ皺がついている。愛用のブックカバーをかけて通勤電車で読んでいる。悪くないルーティンだと思う。iPhoneで電子書籍を読むというのも良いのだが、やはり紙を持ち歩いてしまう。しかし時代はペーパーレス。いよいよiPadの購入を検討している。さて、どっちが良いのやら。

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#327

2020-03-30 | photo



電車の乗継駅でちょっと寄り道。さすがにここにはウイルスもいないだろう。そう思える風景だけれど、油断は禁物。

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#326

2020-03-29 | photo



満開の桜の下をジョギング。さすがに今年は、露店も花見客もいない。たまには静かな花見も良いのではないかと思う。

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#325

2020-03-28 | photo



手前味噌ながら、NSKのロゴってかっこいいよね。すっきりシンプルで、設計事務所らしいなあと思います。コバルトブルーとダークグレーのコンビネーションも好みです。

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FTM5

2020-03-27 | design

現場は着々と進んで行きます。山留め工事が始まりました。親杭を打って横矢板をはめ込むという一般的な仮設工法です。既存建物ギリギリに設置するため、その影響が懸念されましたが、さすがそのあたりは施工者さんの腕の見せどころということで、上手く納めてくれました。各々が与えられた仕事をきちんとやり遂げる。建物を創り上げるということは、結局のところその積み重ねでしかないわけです。

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TRIO TOUR 2011-01 NOVEMBER 2011,TUESDAY-LONDON

2020-03-26 | music

坂本龍一
7 NOV 2011
Apple Music

http://www.sitesakamoto.com/

この時期、教授は積極的にツアーをこなしていた。ピアノ・ソロからトリオ、そしてオーケストラという形態で、それこそ世界中を飛び回っていたのだ。それぞれに魅力は異なるけれど、トリオというのは、楽曲の骨子が浮き彫りになっていて、素人にとっても聴きやすい。個人とも集団とも違う、独特の緊張感が伝わってくるようで面白い。やはり「the sheltering sky」と「merry christmas mr. Lawrence 」がとても良い。

今朝もまた教授を聴きながら通勤電車に揺られている。ということは、相変わらず事態は好転していないということである。ウイルス騒動もそうだけど、いつかは終息するだろう。でも、それがいつなのかわからない。その不安はとても大きい。じっと我慢の日々が続く。

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PLAYING THE PIANO NORTH AMERICA TOUR 2010_SEATTLE

2020-03-25 | music

坂本龍一
30 OCT 2010
Apple Music

http://www.sitesakamoto.com/

毎日が絶好調であれば良いのだけど、なかなかそういうわけにはいかない。沈んだ日々を過ごさなければならないこともある。そういう時に聴く音楽というのは、我が人生にとって、やはり特別な意味を持ったものになる。では、一体どんな音楽を聴いているのかといえば、David SylvianとRyuichi Sakamotoということになる。やっぱりこの二人なのだ。特に教授の「PLAYING THE PIANO」と「PLAYING THE ORCHESTRA」と「TRIO」あたりをよく聴く。デジタルではなくアナログが効くみたいだ。

確かiTunesでライブ配信されていたと思うので、このツアー音源はたくさん揃っている。ちょっとずつセット・リストが違うので、自分好みのものを選択できる。このシアトル公演は、「the sheltering sky」から「merry christmas mr. Lawrence 」「behind the mask」という流れが言うことない。

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82-92 ESSENCE AND RARE

2020-03-22 | music

EVERYTHING BUT THE GIRL
30 JUN 1998
Apple Music
http://www.ebtg.com/


以前、EBTGはハウスである、というようなことを書いた。その後、このアルバムを聴いたら、やっぱりアコースティックかな、と思った。まあ結局のところ、両方カコイイのである。どちらにも共通するのは、独特の静けさではないか。それから、トレイシーもベンも歌が上手い。

アコースティックのベスト盤ということもあって、本当に心安らぐ曲が続いていく。名曲「Driving」なんて、朝から聴いたら妙にしんみりしてしまった。そう、EBTGは夜の音楽というイメージがあるけど、朝の音楽としても最良なのである。というわけで、最近の朝の通勤電車は、このアルバムがよろしい。

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FTM4

2020-03-10 | design

どしゃ降りの中、現場にテントが張られて地鎮祭が行われました。なぜかこういうセレモニーの時は、天気が崩れることが多いような気がします。会社の偉い人達が、邪気をたくさん引き連れてくるからではないかと、実は本気で思っています(笑)。地鎮祭が滞りなく終了した後、縄張りの立会検査を行いました。いずれも、どしゃ降りの日にすることではない!ということがよくわかりました。

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54th Force

2020-03-07 | music

本田恭章
2 MAY 2019
Apple Music
http://www.yasuakihonda.com/


昨年リリースされた最新アルバムである。YouTubeで「あの時から」のMVを偶然発見したので、今更と思いつつ聴いてみたら、これがとてもよかった。ソロ活動では、常にROCKへのこだわりが感じられたけど、本作はちょっとイメージが違う。良くも悪くも、年齢を重ねた音楽だなあと思った。同年代ということもあって、素直に受け入れることができたということもある。

とてもシンプルなギター・サウンドに終始している。その分、歌詞とメロディーがダイレクトに伝わってくる。中でも「無常の響き」と「不浄の翼」がお気に入り。特に「不浄の翼」のイントロや間奏のギターフレーズは、いやはや変わらないなあ、というヤスアキらしさ満載である。まだまだこういう音楽を作り続けて欲しい。

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