football smile

the days turn into months and years

マリアビートル

2011-03-31 | book

伊坂幸太郎
23 SEP 2010
角川書店
Amazon.co.jp

「ここに置いたのか?」蜜柑は大型トランクの下、空いている場所を指差す。
「ああ、ここだ」
「どこに行った」
「トイレかな?」
「トランクがか」
「そうだ」檸檬はどこまで本気なのか、男性用トイレを覗きに行く。

という本を読みました。「グラスホッパー」の続編です。そういえば「グラスホッパー」は鹿児島で読みましたね。「マリアビートル」は埼玉で読みました。この人の本を読むと、小説って面白いなあと思います。今回は新幹線というシチュエーションが効いてます。そして、毎度のことながらラストが良いです。

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自分にできること

2011-03-30 | smile

昨日のチャリティーマッチと比べて、募金だとか節電だとか買いだめをしないだとか、自分にできることって随分限られているなあと思います。それでもやることに意義があります。派手さは必要ありません。地味で結構。

football smileで何度か紹介しているカメラマンの近藤篤さんは、ご自身のサイトでこんな活動をされています。まさに「自分にできること」ですね。とても素敵なアイデアです。

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CM 日本代表 vs Jリーグ選抜(NTV)

2011-03-29 | football

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!
2011年3月29日(火)19:20キックオフ
大阪長居スタジアム(NTV)
日本代表 2 - 1 Jリーグ TEAM AS ONE


泣けた。こういう大切な時には絶対決めるのだ。自分にできることを示す。FWは点を取る。そう、プロなんだから結果を出す。そういう姿勢に泣けた。プロ生活25年のカズが出てきてゴールを決めたら、そりゃあ、今をときめく日本代表だってかすんでしまう。何だか薄っぺらで軽く見えてしまう。それも仕方がないよ。W杯に出ていなくたって、J2でプレーしていたって、いやいや、だからこそ余計にその偉大さが際立っているのかもしれない。40代だってかっこ良く行くぜ!


メンバーを大幅に入れ替えたおかげで、後半は両チームとも明らかにバランスを崩していた。そんな中、Jリーグ選抜の反撃が目についた。基点になっていたのは、間違いなく中村俊輔。多分、今日の試合に出場した選手でいちばん上手く見えた。プレッシャーがなかったこともあったけど、ああ、やっぱり上手いなあと思った。圧巻のサイドチェンジは、見方の足下へ正確に届けられる。中盤に下がった原口との絡みなんかも、見ていて面白かった。いろいろな意味で、見る価値のある試合だった。

さあ、この試合に価値を見つけることができたら、今度は自分にできることを実行しよう。
JFA東北地方太平洋沖地震等義援金受付

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地デジ対策

2011-03-28 | smile

みなさん、地デジ対策はお済みでしょうか?自分の部屋は既に薄型液晶テレビに変わっていますが、老夫婦が住む実家の方はまだ未対応でした。実家へ帰るたびに、ものすごく太っちょのブラウン管テレビを前にして、ああした方がいい、こうした方がいいと議論が白熱していました。そんなこんなで1年が過ぎ、このたびようやく結論が出ました。そして、どういうわけか、母親の部屋のテレビを自分が買うことになりました。まあ仕方ない。滅多にしない親孝行と考えて、気前よくプレゼントしました。録画機能付ブラビアです。インテリアに合わせて白にしました。

先日納品されたということなので、実家へ見に行きました。早速「デカワンコ」が録画されていました。ママの趣味はよくわかりません。

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木造バウハウス

2011-03-27 | design

週末は計画停電がありません。朝からマンションの消防設備点検がありました。天気は良いけどまだまだ寒いです。そんな日曜日、小田急線に乗って桐山和広建築設計事務所のオープンハウスへ行って来ました。小田急線ってあまり縁がないんですよ。代々木上原とか下北沢とか、何だかオシャレなイメージです。

門型ラーメン構造にモルタルの外壁という、工種を減らしてシンプルにきれいにつくられた木造住宅です。クライアントの要望でバウハウスがデザインモチーフになっているそうです。白と黒の壁と天井。絵本作家とイラストレーターのご夫婦の住まいということで、作品を展示するためのフックがあちらこちらに見られます。ワンルームのシンプルな空間ですが、天窓の位置だとか、壁のくびれだとか、ちょっとした位置関係が絶妙です。これがウリ!という大胆な仕掛けで見せるというよりは、些細なひと工夫で全体が構成されているような感じでした。今まで見せていただいた住宅と印象が違うのは、多分そのあたりだと思います。さすがにもう階段のディテールで迷うことはないと言ってましたが、経験を踏まえたからこそできた空間なのかもしれません。シンプルっていうのは本当に難しいものです。

オープンハウスに行くと、偶然一緒になった人たちと話をします。それも楽しみのひとつです。桐山さんと話をして、くさっちと話をして、なっちゃんと話をして、ああ、みんな頑張ってるなあと思いました。そして、自分の仕事について考えました。自分の職業は会社員です。まあそれはそれでいいのですが、あれっ?と思ったのは、自分の仕事は会社の仕事なのか?ということです。そういうのは、ちょっと違うような気がしました。みんな自分の仕事をしています。会社員ではあるけれど、自分も自分の仕事をしなければならないような気がしました。急に変えることは難しいかもしれませんが、少しずつでも意識を変えていかないと、何かまずいんじゃないか?

これはちょっとまじめに考えてみよう。帰りの小田急線でそう思いました。そんな天気の良い日曜日でした。

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光と影

2011-03-26 | book

坂本博之写真集
文:坂本博之/写真:海老原一己
20 FEB 2011
http://rongoken.jp/sakamoto/photobook.html

えび造が写真集を出しました。元東洋太平洋ライト級チャンピオンの坂本博之さんの写真集です。いつもは自分が設計を担当した建築を撮影してもらっているわけですが、こうして人物の写真を見せてもらうとちょっと新鮮です。ただ、まったくの別物かというとそんなことは全然なくて、やはりえび造の写真だなあと思ったりもします。

先日、お昼を食べながらいろいろ聞いてみました。建築だとか人物だとか報道だとかファッションだとか、はたまた戦場だとか、写真っていろいろあるけどステイタスの違いってあるの?いやいや写真は写真だから、そういうのは関係ない。その人がどれだけの想いを込めて撮影しているか?それでしかない。そう、最新鋭の超高層オフィスビルだろうが、40年経った工場の増築だろうが、はたまた小学校の給食室の改修だろうが、建築は建築であり設計は設計であるのと一緒です。その人がどれだけの想いを込めて設計しているか?それでしかないのです。

以前に一度だけ、坂本さんご本人とお会いしたことがあります。とてもやさしい人という印象が残っています。「デビュー戦から引退まで全ての試合に電車で向かった。」というフレーズが好きです。地道に続けるというのは偉大なことです。「初心忘るべからず。」それがチャンピオンの姿勢なのです。

PS
この写真集は一般書店では取り扱っていないそうですので、興味のある方は上記アドレスでご確認ください。

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TWENITY BOX

2011-03-25 | music

L'Arc-en-Ciel
KSCL-1738~1742
9 MAR 2011
http://www.larc-en-ciel.com/

完全生産限定盤としてリリースされるとあっては、是が非でも手に入れるしかないでしょう。というわけで、早々にタワーレコードで予約しておいた。ベスト盤はもうすでに何種類も出ているし、果たして今回の選曲がベストなのか?というと疑問も残る。それでも、まあ買ってしまう。DVDのTVスポット・コレクションが良かった。抜群のセンス炸裂。

ちなみに、ランダム封入されたオルゴールは「flower」だった。

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TWENITY 2000-2010

2011-03-24 | music

L'Arc-en-Ciel
KSCL-1737
16 FEB 2010
http://www.larc-en-ciel.com/

リリース間隔が長くなってきた上に、ベスト盤がやたらと出始めた。ソロ活動も盛んになった。そろそろ活動停止かな?もしかして解散かな?と思うと、かっこいい曲がリリースされた。そんな最近の10年だったような気がする。今回聴き直してみて、新たな発見が多かったのがこのDISK 3だった。「瞳の住人」とか「叙情詩」とか、とても良いのである。成熟が生む楽曲といのも確かに存在する。自分はちょうど鹿児島の仕事をしていた頃なので「New World」を聴くと今でも鹿児島中央駅や天文館の街を思い出す。

これは本当にすばらしい!BEST OF BEST「Link」
これも入れて欲しかった!BEST OF REST「TIME SLIP」

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TWENITY 1997-1999

2011-03-23 | music

L'Arc-en-Ciel
KSCL-1736
16 FEB 2011
http://www.larc-en-ciel.com/

東京ドームでの復活ライブから、シングル3枚同時リリース、アルバム2枚同時リリースと、この頃のバンドの勢いは凄まじいものがある。なかでも「ray」というアルバムがお気に入りで、毎日々々聴いていた。ラルクみたいなマニアックなバンドが、まさかこんなに売れるとは思ってもみなかったのでちょっと驚いた。何を今更という感じでもあった。髪を短くしたhydeを見て、ああ、売れると髪を切っちゃうんだなあと思った。自分はちょうど転勤で静岡事務所にいた頃なので「HONEY」を聴くと今でも静岡の街を思い出す。

これは本当にすばらしい!BEST OF BEST「Shout at the Devil」
これも入れて欲しかった!BEST OF REST「It's the end」

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TWENITY 1991-1996

2011-03-22 | music

L'Arc-en-Ciel
KSCL-1735
16 FEB 2011
http://www.larc-en-ciel.com/

今回のベスト盤のウリは、何と言ってもインディーズ時代の曲が入っているということ。確かにこの3曲のセレクトは間違っていない。特に「As if in a dream」なんて、よくぞ入れてくれた!という感じである。ただ往年のファンにとっては、もう一声という気持ちも抑えられない。「DUNE」とか「予感」とか、まだまだ入れるべき曲はあるだろうに。ラルクを聴き始めたのは「heavenly」からなので、やはりこのDISC 1がいちばん思い入れが強い。自分はちょうど長期出張で大阪事務所にいた頃なので「flower」を聴くと今でも森ノ宮や心斎橋あたりを思い出す。

これは本当にすばらしい!BEST OF BEST「As if in a dream」
これも入れて欲しかった!BEST OF REST「the Fourth Avenue Cafe」

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