football smile

the days turn into months and years

重圧からの開放

2007-07-30 | reds

浦和レッズを撮り続けて15年。山添敏央さんの写真集「Legend of REDS」が発売された。クラブ創設からの歴史というのは想像以上に大きなもので、どうしても懐かしい思い出みたいな見方になってしまうのだが、写真1枚1枚のクオリティの高さ、そこに込められた想いというのは、本当にすばらしいものである。埼玉スタジアムができたのが2001年ということもあって、その舞台は駒場スタジアムが多いのだが、これがまた良いのだ。その雰囲気はまさに「聖地」の趣。こうして時代の流れと共に写真を追っ行くと、やはり目にとまったのはNO.076の写真。2000年、J2で戦ったシーズンの最終節は、今でも鮮明に思い出すことができる。目の前で見たJ1復帰の瞬間。その試合、まさにその場に居合わせることができた幸せ。

その日は早朝からFCUさんと並んで、ちょうどコーナー前の立ち見自由席での観戦となった。チケットは発売と同時に押えてあったが、まさかここでJ1昇格が決まるとは思いもしなかった。リーグ序盤の独走がウソのように、岡田監督率いる札幌に優勝をさらわれ、2位を確保しなければならない絶対絶命の状況。しかも3位大分が勝ったため、勝利が絶対条件という厳しい中、試合は行われた。かつて、これほどまでに緊張した試合は見たことがなかったし、実はその後も今日に至るまで経験していない。抜けるような青空とは裏腹に、ものすごい重圧が駒場スタジアムを包んでいた。

序盤からスタジアムの雰囲気そのままの試合が進む。試合内容は決してよくない。選手の足が重い。鳥栖も最後の意地でがんばりを見せている。後半開始直後にようやく先制したものの、すぐに追いつかれる。状況は一向に改善の兆しを見せてくれない。そうこうしているうちに室井市衛が退場でPKを与えるというこの試合最大のピンチをむかえる。しかし重圧は鳥栖にもあったのか、このPKは失敗に終わる。ここでまだ運が残っていたとは、この時はとても考えられなかった。また来年もJ2なのか?という思いだけが頭の中を支配していた。そんな不安を抱いたまま90分が終了。結果はVゴール方式の延長戦へと持ち込まれることとなった。

ここでピッチに新しい風が吹いた。控えの岡野雅行がアップを始めたのだ。センターラインを全速力でダッシュするその姿、どこかで見た覚えがあるぞ。そうだ、日本代表がW杯初出場を決めたアジア最終予選の3位決定戦だ。あの時も延長から登場したスーパーサブ岡野がVゴールを決めたのだ。みんなあの時を思い出せ!我々には野人がいるじゃないか。おおよそ極限にまで達していた重圧を、かすかに退けることができたスタンドの住人達は、再び希望の活路を見出した。みんなで力を合わせてどうにかJ2を抜けだそう。

阿部敏之の左足から放たれたボールは、敵の壁に当たって跳ね返された。そこへ歩調を合わせた土橋正樹が、慎重かつ豪快なシュートを蹴ったとき、ボールの軌道がハッキリ見えたのである。浦和レッズを支えてきた人々の気持ちが、ボールをゴールへと運んでいく軌道が。そして、ボールがゆっくりとネットに包まれた瞬間、全ての重圧から解き放たれた。ウオーッ!とかワアーッ!とか、言葉にならない声を上げて、全然知らない周囲の人達みんなと握手をした。それからなぜかピョンピョン飛び跳ねていた。ずーっとずーっと飛び跳ねていた。

ナビスコ杯で初めてタイトルをとった瞬間も、初めてリーグを制覇した瞬間も、スタジアムで見ることができたけど、J1復帰を決めた瞬間ほどの感情の高ぶりはなかった。ただただうれしいだけだった。でも、J1復帰が決まったときは、辛さから開放された安堵の気持ちでいっぱいだった。人の感情というのは、そういうももなんだなあと思った。

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J2東京VvsC大阪(NTV録画)

2007-07-29 | J2
Jリーグ・ディビジョン2 第30節
2007年7月25日(水)19:00キックオフ
西が丘サッカー場(NTV録画)
東京ヴェルディ1969 4-0 セレッソ大阪

すっかり習慣となってしまった週末の東京ヴェルディ1969録画観戦。水曜日に行われたナイターは、またまた西が丘サッカー場。観衆3800人でも結構いっぱい入っている感じ。空席の方が多い味スタや国立より、このくらいのスタジアムをホームにした方が選手にとってもサポーターにとっても幸せだと思うのだが。なでしこリーグを何度か観に行ったことがあるけど、とてもよいスタジアムだよ。いや「スタジアム」というよりは、やはり「サッカー場」かな。

それから、強く否定しておきますが、決してヴェルディ・サポではありませんから。そんなことは絶対ありませんから。だって、レッズ・サポですから。緑の血は流れていませんから。あくまで赤い血が流れていますから。

コーナーキックから戸川と土屋が連続得点という思わぬ展開。こっち側はゴールラインのすぐ外が客席だから、セレッソ・サポーターはたまったもんじゃない。文字通り、目の前で失点を喰らう。それにしても、ほんとピッチが近いよね。いいよなあ。のんきにそんなことを考えながら見ていたら、後半フッキがPKを決める。さらに途中出場した永井秀樹が、ものすごいワンツーでセレッソDF陣の隙間を抜けてダメ押しゴール。結果は4-0の快勝。

それにしても永井は元気だなあ。それから服部も、アグレッシブなプレーを見せていた。ただ、緑の服部ってまだ違和感あるけどね。
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主審のバドワウィさん

2007-07-28 | football
アジア杯3位決定戦。すばらしい戦いを見せくれた韓国代表に拍手。こういう試合を見せられると、日本はまだまだ韓国より格下だよなあと思ってしまう。技術や戦術の向上は、所詮勝つための手段であって、それ自体が目的でも結果でもない。手段となるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。な~んてね。とにかく、啓太と勇樹(あとツボも)がけがなく帰って来てくれればそれでよい。

さて、この試合でいちばんの注目といえば、それはもう主審のバドワウィさんということになる。FIFA会長と韓国大使が見守る前で、韓国DF姜敏寿に退場。さらに、ピム監督とコーチ陣に退席処分を下した。各々のプレーに関しては、微妙な判定があったかもしれないが、「オレがゲームを仕切るんだ」的な傲慢さもなく、終始き然とした態度で試合をコントロールしていたように思う。結果的に不利な状況のチームがPK戦を制したということもあるが、退場者、退席者を出したわりには、決して後味の悪い試合とはならなかった。そんなわけで、日本代表はなおさら惨めな思いをすることになってしまった。
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シャチョーとショチョー

2007-07-27 | smile
本日は朝から大宮へ。担当しているリニューアル工事の外壁塗装の色決めという、なかなか渋い仕事である。これまた新築工事とは違った難しさがあったりする。そう、既存の色との兼ね合いをどう考えるかということ。ここは新しくなります。ここはこのままです。こっちは20年前のままです。あっちは10年前に1度塗り替えています。ウ~ム、悩ましいですな。どんな基準を用いれば、美しい統一感が得られるのか?現場所長にビル管理人、加えてビルオーナーから支店長まで登場してきた。炎天下で汗を流しながら、用意された5枚のサンプルボードを1枚づつ減らしていってようやく決定。思惑通りに誘導成功。どうもありがとうございました。そして、箭内道彦氏の言葉を思い出す。「テキトーです。いや、テキトーじゃないです。カンです」。もちろん、声には出さなかったけど。

そのまま会社に戻るのも何なので、池袋で寄り道。東京サンコーの社長に昼食をたかることにする。この人は、学校の先輩で、さらに会社の先輩でもあった。今は退社してシャチョーをしている。最近はPTA会長なんかもやってるらしい。シャチョーにカイチョーだよ。なんだかすごいことになってきてるね。そんなすごく偉そうな肩書を持っているけど、別にふつうのオッサンである。昼休みの池袋で交わされる、ふたりのオッサンの会話っていうのは、おそらく築20年経ったビルの外壁の色くらいどうでもよいことかもしれない。しかし、どちらも自分にとっては決して等閑にできない、かなり大切のものである。どうもありがとうございました。

ちなみに、池袋の同じビルには、設計事務所も同居している。そこの所長も会社の先輩だった人だ。今は退社してショチョーをしている。そうだ、今度はショチョーにたかることにしよう。持つべきものは、シャチョーとショチョーである。
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toto294

2007-07-26 | toto
やったぜ!とうとう連敗脱出!今シーズンはもう当り続けるような気がしてきた。調子に乗って連勝を狙う。TVを見ながら当選チェックをしたのだが、結局オシム・ジャパンは準決勝で敗退。阿部のシュートはすごかったけど、後手々々にまわる試合展開の悪さと、それを打破できる選手の不在が致命傷となった。さて、契約はあと1年。まだオシムで行くのか?ちょっとだけそんなことを考えながら、日テレの東京ヴェルディ1969vsセレッソ大阪の録画予約をセットして寝た。

A組ダブル。

1  札幌×鳥栖  1
2  山形×愛媛  1
3  水戸×草津  12
4  湘南×徳島  1
5  福岡×東京V 2

いつも通り200円の勝負。

【今シーズンの成績】
1勝50敗 +¥1753-¥10200=-¥8447
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toto293

2007-07-25 | toto
やったぜ!50連敗達成!今シーズンはもう絶対当たらないような気がしてきた。しかし、それでも予想し続けるのだ。なぜなら、そこにtotoがあるからだ(意味わからん)。注目すべきは北の上位対決である。が、もっと注目すべきは、長谷部誠熱愛報道か。

A組ダブル。

1  仙台×札幌  2
2  草津×福岡  2
3 東京V×C大阪 1
4  徳島×山形  2
5  愛媛×水戸  02


いつも通り200円の勝負。

【今シーズンの成績】
0勝50敗 +¥0-¥10000=-¥10000
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L1浦和vs湯郷ベル(駒場)

2007-07-22 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第11節
2007年7月22日(日)14:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 3-1 岡山湯郷Belle

アジア杯で「絶対に負けられない戦い」をしている日本代表。前から気になっていたけれど、すごいコピーだよね。あと、試合の合間に流れていた新聞社のCMもすごかった。「サッカーはスポーツを超えたのかもしれない」ってやつ。まあ個人的には、サッカーはサッカーであって、それ以上でもそれ以下でもない。ましてやスポーツを超えるなんてことには、絶対なってほしくないと思っている。

例えば前回の駒場でのINAC戦のように、泥臭く土壇場で逆転勝利なんていうのもサッカーの面白さである。なりふりかまわず勝利にこだわるその姿勢は、見ている者に感動を与える。その一方で、今日のような試合もまたサッカーの面白さを感じずにはいられない。右サイドから放たれた庭田のクロスを安藤がヘッドで決めた1点目。北本が左の柳田へ展開してからクロスに合わせた2点目。前半終了間際に冷静にPKを決めた北本の3点目。いずれも美しいゴールだった。そうなのだ、サッカーというのはこんなにも美しいものなのだ。

好調同士の対戦とあって、まずは腹の探り合い。湯郷ベルといえば、何はともあれとにかく宮間を自由にさせないこと、これに尽きるわけだが、ボランチの庭田がピッタリとマークについていた。何度かかわされて振り切られる場面もあったけど、今まで以上にアグレッシブなプレーで最後まで自由に仕事をさせなかった。加えて今日は攻撃面でもそのセンスを発揮。1点目のアシストもそうだし、サイドチェンジのパスもそう。言い方は悪いけど、すごく上手い鈴木啓太って感じ。何しろあの位置からすばらしいパスを出せるのが良い。ああ、こういう選手になりたかったなあ。

TASAKIとベレーザに負けてからの立て直しということで、安藤がトップに入るようになった。ボランチというか、セントラル・ミッドフィルダーに柳田と庭田が並ぶことが多いので、トップ下の仕事もこなしている。安藤がこの位置にいられるというのは、やはりMF二人の加入が大きい。何しろサイドバックに高橋だからね。贅沢といえば贅沢な布陣である。安藤、高橋の二人が中盤でてんてこ舞いしていたころが、もうすでに懐かしい。たかが3年されど3年、チームは着実に成長しているのだ。

最近は日本代表どころか、トップチームの試合もおろそかになってきた。しかし、何だってまたこんなに熱心になでしこリーグを観るようになってしまったのか?そろそろ本気で考えてみる必要がありそうだ。一時期、J2観戦に精を出していた頃と似たようなものかも知れない。それは何か?かっこよく言えば、多分ここにはサッカーがあるということ。それ以上でもそれ以下でもないサッカーというやつが。
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PKは見ないという哲学

2007-07-21 | football
アジア杯準々決勝は、途中出場のハリー・キューウェルが面白かった。完璧にファールもらいに行ってるし、シュミレーション取られてるし、時間稼ぎしてるし、PKは止められてるし。なんかひとりで試合を盛り上げていた。役者だなあ。リーズ、リバプールとプレミアで戦い続けるには、こういうプレーが出来なきゃならないのかもしれない。

へえ~、オシム監督ってPK戦は見ないんだ。代表には疎いもんで、初めて知りました。延長が終わったら控え室に下がっちゃうんだもんね。さあ、日本はオシム監督を除いた全員で再度円陣を組みます、だって。控え室でTVを見る姿がかわいかった。哲学っていうのは、その人にしかわからないものだから。
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EVERYTHING AND NOTHING

2007-07-20 | music
DAVID SYLVIAN
VJCP-68248/49
7 NOV 2000
http://www.davidsylvian.com/

ひとりで聴くのがふさわしい音楽というものがある。例えば、DAVID SYLVIANの音楽なんかがそうである。1曲目「The Scent of Magnolia」からして、もう他者を寄せ付けないというか、自分ひとりで世界が完結しそうになる。ひとりでいることは本当に寂しいことなのか?

これは2枚組のベスト盤なんだけど、未発表曲以外はオリジナル・アルバムで聴いたほうがいいな。いくらリメイクされているとはいえ、こんな風に並べられると各々が唐突すぎて馴染まない。アルバム毎の世界観の中の方が、その存在意義が高まるような気がする。音楽性がどうのとか言われがちだけど、この人はとにかくその声、ヴォーカリストとしての存在感に尽きる。どこまでも遠くへ連れて行ってくれるけど、あまり行き過ぎると帰って来れなくなる。
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toto292

2007-07-19 | toto
もうねえ、当たらなくていいや。目指せ50連敗。そういえば、徳島応援するのすっかり忘れてた。がんばれ徳島ヴォルティス!勝たなくていいから引分けろ!というわけで、今週末もなでしこリーグ観戦。

A組ダブル。

1  山形×仙台  2
2  水戸×京都  2
3  湘南×愛媛  1
4 C大阪×草津  1
5  鳥栖×徳島  10


いつも通り200円の勝負。

【今シーズンの成績】
0勝49敗 +¥0-¥9800=-¥9800
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