東野圭吾
18 JUL 2014
集英社文庫
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「何よりも彼女の心を掴んだのは、このホテルで働く従業員たちの颯爽とした姿だった。何があっても決してうろたえず、てきぱきと問題を処理していく様子は、プロフェッショナルとはどいうものかを尚美に示してくれているようだった。」
という本を読みました。モデルになっているのは、ロイヤルパークホテルとのことです。ちょうど福岡出張の際に泊まるホテルを探していたので、ここに予約を入れました。ちなみにもう一泊は、昨年も泊まったイル・パラッツオです。いずれも足出ちゃってますけど、ホテルには割とこだわります。
そんなホテルを舞台にした物語ですが、事件や設定はちょっとリアリティに欠けるかなあと思いました。プロフェッショナルとは何か?ということについては一考の価値ありです。
先日、愛用のブラストリー・ブラックの電池が切れたので、久しぶりにドリームナイトを常用していた。アイロニーはその他にも3つ持っているけど、常時動いているのはこの2つである。さすがに5つ動かしていても使い切れない。しかし、やはり2つは動かしておきたい。というわけで、いつものスウォッチストア池袋サンシャインシティ店へ。ショップは他にいくらでもあるけれど、なぜかここがお気に入り。電池交換をして、ベルトを詰めて、秒針の位置を調整して、表面を研磨してもらった。
その間、ショップ内を物色していたら、秋冬の新作が出ていた。欲しくなっちゃうよねえ。ホントにもう、切りがないわ。
というわけで、パーティー会場となった伊東豊雄氏設計のMIKIMOTO GINZA 2。外観のピンクがかわいい。鋼板コンクリート構造が驚き。こういう建築もあって良いと思いますが、こういう建築だけではね、という気もします。最上階のレストランの雰囲気は、とても良かったです。エレベーターが開いた目の前に厨房というのにはビックリしたけど。
会社の後輩さわちゃんの結婚パーティーへ。旦那様もアトリエ事務所に勤務する同業者ということで、会場の選定にも建築家夫婦らしいこだわりが感じられます。我が社からは12名が出席していました。テーブル毎に同僚・先輩・上司とゾーニングされていて、自分は上司ゾーンです。歳も部長さんに次いで2番目。ああ、おじさんなんだなあと実感しました。
設計事務所はよく組織とアトリエにカテゴライズされますが、その両者が混在するパーティーでした。挨拶をされる話し方なんかにも、それぞれの特徴が出ていて面白かったです。石田敏明先生が「アトリエは尖っていて、組織はまるい」というお話をされていましたが、なるほどそういう気もします。まあ、自分は間違いなく組織の人間だろうなあと思いました。
さわちゃん、改めて結婚おめでとう。今日のように毎日眉毛を書きましょう。
久しぶりに名古屋事務所へ出張。やっぱり新幹線は早いね。しかし、なんでこうなってしまったのか?このビルを見るといつもそう思う。まあ、いろいろな事情があったのだろうけど。多分、名古屋とか大阪とかは、自分の体質に合わないような気がする。
そろそろ優勝は見えたか?
A組シングル
1 横浜M×甲府 1
2 広島×神戸 1
3 F東京×柏 1
4 大宮×清水 2
5 G大阪×鳥栖 1
B組シングル
1 川崎×仙台 1
2 C大阪×浦和 2
3 徳島×鹿島 2
4 岡山×水戸 2
5 大分×長崎 2
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 2勝57敗 +¥1637−¥5900=−¥4263
そしてまた松本です。
さて、現場はいよいよ小ホール改修の段取りに入っております。意匠的に最も重要となる、新しいロールバックチェアの張り地の検証を行いました。改修工事で難しいのは、どうしても既設のものと比較されてしまうということです。メインホールは黄色、小ホールは緑色というイメージが、市民に浸透しています。それが30年近く使われてきたホールとなれば、利用者の思い入れもハンパないわけです。
そこでメインホールの改修の時に言われた、オオヌキ前会長の言葉が蘇りました。「ホソダさんがデザインしたのだから、そこはおまえが考える必要ない」というわけで、既存と同系の緑色を選定すべく、関係者へプレゼンしました。既存より青味を強くして、メインホールと同じ織柄を入れるという地味な工夫をしています。大胆なイメージチェンジよりも、地味なマイナーチェンジが大切であると思っています。
というわけで、また来月来ます。
仕事の関係で県の人から聞いた話によると、さいたまスパーアリーナはそこそこの収益を上げており、優良施設であるという。やはり、建築は使われてなんぼだなあと思う。どんなに立派な施設でも、使われなければ意味がない。ちょっと田舎の写真が続いていたけど、都会でもなく田舎でもない、さいたまの風景も悪くない。
モリさんが指定席を確保したというので、いつもの忘年会メンバーがけやきひろばに緊急集結。おじさんたちが揃って秋のビール祭りに向かう。例年けやきひろばで開催されているイベントらしいが、今年はスパーアリーナが開放されている。なるほど、こういう使い方もしているのか。
社会に出ると人間関係が並列ではなく上下になる。それは社会の仕組みを上手く機能させる手段であり、必要なことである。しかし、その上下関係が当たり前になればなるほど、並列にある人間関係は貴重だなあと思う。大学の同級生という並列関係にある、この酔っぱらいのおじさんたちは、とても貴重なものには見えないけど(笑)、きっと大切な人たちなのだろう。
みんな家庭に仕事に大変そうだけど、あと半年頑張って、また忘年会で会いましょう。今年もいつも通り大宮駅豆の木集合です。よろしく。