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L1 JEFL vs 浦和(市原臨海)

2010-05-04 | nadeshiko
なでしこリーグ 第6節
2010年5月4日(火)13:00キックオフ
市原臨海競技場
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2 - 2 浦和レッズレディース


今シーズンの試合日程を組んだ人は天才だわ。5連休で4試合を観戦できるなんて、そう思わずにはいられないほど見事なスケジューリングである。静岡から帰って来て今度は千葉へ。しかも、フクアリよりさらに遠い市原臨海競技場。エコパ、ゆめりあに続いて、初見参のスタジアム3連続というのもすごい。愛野や磐田に比べると若干都会(笑)な五井駅から歩くこと30分、工業団地の中に突然それは現れた。なるほど、Jリーグ開催時にも敬遠していただけのことはある不便さ加減を実感する。スタジアムはもちろんジェフカラーに塗装されているのだが、あっちこっちで劣化しているのは海が近いからなのか?メインスタンドの屋根は落ちてこないだろうね。

    後藤  松田

岩倉  庭田  藤田  柳田

森本  矢野  熊谷  土橋

      山郷

本日のスタメンはこんな感じ。そして試合終了時点ではこんな感じ。

    窪田  北本

堂園  庭田  藤田  柳田

森本  矢野  熊谷  土橋

      山郷

浦和云々はともかく、今日はJEFLの出来が良かった。おかげで、最後まで主導権をつかみ切れない、苦しい試合となってしまった。松田の先制点まではよかったが、後半早々に失点するとそのまま逆転されてしまった。決定機を逃さなかったJEFLの勝負強さはお見事。浦和も怪我から復帰の北本が、これぞストライカーというものすごいゴールを決めて反撃をするが、あと1点が取れないままタイムアップとなった。逆にJEFLの反撃で危ない場面もあったので、フィンケ風に言うと「引分という結果は妥当なものだった」ということなのかもしれない。今日のJEFLは強かったなあという印象が残った。

それぞれ背番号は変わったけど、8番庭田と13番藤田の新ボランチコンビは面白かった。おそらく、リーグでいちばん小さいコンビであり、リーグでいちばん上手いコンビだと思う。後半、右サイドで藤田が放った土橋へのスルーパスが圧巻だった。あれは練習で上手くなる類のパスじゃあないね。一瞬のひらめき。とにかく点を取る選手やとにかく相手ボールを奪う選手というのがいるけど、とにかくスルーパスを通す選手というのもいる。で、いちばんセンスを要求されるのはパスじゃないかと思う。いちばん好きなプレーでもある。天才が放つ1本のスルーパス。その一瞬が見れただけでも、2時間半かけて千葉まで来たかいがあったというもの。それくらい素晴らしいプレーだった。

開幕から6戦全勝というわけにはいかなかったけど、リーグはまだ序盤。最後にトップに立っていればいいのだ。

   
コメント
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