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ミクシィは転落すると相当に痛そうなところまで来た

2014-06-20 | 株式・為替マーケット全般
「参戦」していないが興味深く見ているのがミクシィ。
遂に、2007年末に急落する直前の水準に近づいてきた。

よく知られているように、オンラインゲームは流行り廃りが激しい。
突然事業環境が激変する分野である。

ある年に「祭り」になった銘柄は殆どの場合、
翌年以降は「二日酔い状態」になってしまう。

そうした場合、ババ抜きがどこかで突然始まる。
投資家同士のカニバリズムが醜い形相で続いてゆく。

だから投資家は、自分が今何をしているのかよくよく理解しておく必要がある。
何年もかけた右肩上がりの上昇ならば恩恵は広く分かち合われるが、
短期の派手な急騰急落は半ば騙し合いに近く、必ず誰かが損失を引き受けさせられる。
つまり「誰かが必ず不幸になるゲーム」である。

…正確な事業比率や市場分析は措いて、
すぐ思い浮かぶものを挙げてみると以下のようになる。

  ↓ 2011年のグリー(Rakuten-sec)  半値以下になった


  ↓ 2013年のガンホー(Rakuten-sec) 半値になった


  ↓ 2014年のミクシィ(Rakuten-sec) 2007年とよく似た垂直的上昇


ガンホーはまだしもソフトランディングできた方であろう。
さてミクシィはどうなるのか。角度だけ見るとソフトランディングは無理だ。
ゲームだけで高値を維持し続けるのは、W杯優勝に匹敵するほど難しい。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
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