みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

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強いドル先高観、海外ファンドがドル買い円売り攻勢に - 成長率の沈下する日本は「不況の株高」へ

2014-09-07 | 注目投資対象・株価の推移
              ↑ USD/JPY(ZAI) ユーロもポンドも沈む中、独歩高へ

購買力平価で言えばドル円は90円台後半でしかないのだと言う。
米金利も低迷しているのにドル円が強含みで展開しているのは、
一言で言えば「思惑」である。外国人の「思惑」が集合すると市場が動く。

「現下の米株好調の原因は投資家の消去法的な買いによるのかもしれない。
 このままでは投資家のユーロ建て資産が減価を強いられるから」

と先週書いたが、市場を驚かせたドラギの利下げにより
益々ドル買いが増える構造になりつつある。
だからこそ予想通りに成長率が刻々と低下している反面、
ドルの先高観に支えられ東証が上伸するのである。

当ウェブログは「不況の株高」が来ると予想している。
これは輸出関連や外国人の買う銘柄ばかり上昇し、
内需関連が低迷する市況を想定するものだ。

また、今回の上昇が充分な調整を経ていない需給要因によるものであるため、
米中間選挙を迎える秋にはボラティリティの拡大が予想される。

「ユーロ売りポジションに隠れて注目されないが、
 円ショートも久々の積み上がりで不吉にも2013年末の水準に近づいている。
 (言う迄もないが、2014年に入ってこのショートポジションが重しとなったのである)」

「今の需給相場が外的要因依存で、腰の強い上昇ではないから尚更である」

「ドルの上抜けは想定外だったが、
 クロス円や東証のモメンタムは明らかに不足している。
 単に投機的ポジションが奏功しただけであれば続伸はできず、
 元の水準に押し戻される筈である。今週の推移を注視したい」

「TPPが間に合いそうにないので、オバマ大統領が円安ドル高を牽制して
 選挙で輸出増をアピールする可能性が高まってきていると判断する。
 そうなれば、準公的資金であっても軽く粉砕されてしまう」

というのが当ウェブログの見方である。
引き続き、米中間選挙前にグローバルマクロが
ひと動きして市場を攪乱するかどうかに注目している。

「グローバルマクロがまた動き始めた模様とか。
 気を見るに敏な彼らのことだから、いかにもありそうな話だ」

「当ウェブログの市況観は彼らと屢々重なっている。
 あとひと月の内に彼らが大きく動くと確信している」

「ひと相場つくるには、米中間選挙の円高アノマリーがあり、
 欧州経済悪化の気配が濃厚で、ユーロが大きく下げそうな今が最適である」

9月第1週の動きは、軽い準備運動に過ぎず彼らの本格出動ではない。

「マレーシア航空機の悲劇によってロシア制裁強化は不可避となった。
 ロシアとの取引の多い欧州経済にとっては重大な打撃となる」

「矢張り欧州経済が失速してきた。
 EUもロシアも簡単に妥協できる筈がない。
 またユーロの水準を切り下げて一時凌ぎをするしかあるまい」

という当ウェブログの見通しは維持している。
以前書いたように、まだ「影響が出始めているステージ」である。

一方、ムンバイの対香港での優位は定着した。

「南欧国債の利回りは異様に低い水準になっており、
 何か想定外が起きると脱兎のようにマネーが逃避すると容易に予想できる。
 これは突発的な円高を招く強力な要因である」

「ポルトガル以外にも銀行セクターが痛んでいる南欧国は複数存在しており、
 「延焼」に敏感に反応する可能性が充分にある」

これまでの当ウェブログの見方も修正の必要はないと判断している。
グローバルマクロが大きく動く時機が近いと感じる。

「ここ暫く為替との連動性が薄れ、SP500指数に連動していた東証だが、
 再び為替との連動を強め、NYに劣後し易い局面に入りつつあると判断する」

と書いた当ウェブログの見方も依然として維持する。

「通常の底打ちではガツン! と巨額の外国人買いが突然入ってきて、
 驚いた売り手が急激な買い戻しを強いられる。
 その後も継続的な資金が海外から入ってきてチャートに局面転換が刻印される。
 具体的には下げ基調が反転して異なる角度のラインが形成される。
 今回は買い戻しだけである。個別銘柄でも底打ち確認は多数派ではない」

「2005年の東証は米中間選挙をものともしなかったが、
 当時は住宅ブームと中国経済の成長に助けられていた。
 今年2014年はそのいずれも欠けている上に年頭は過剰期待だった。
 外国人は見かけ倒しのアベノミクスの非力を見抜いている。
 あらゆる面で2005年よりも状況が悪い」

「東証は1万5000円台を回復したが、半信半疑といった感じだ。
 明確な底打ちをもたらす海外勢の巨額の買いではない。
 上がっているから仕方なく買う、というスタンスである」

「ドルは米金利の反発が鈍く、依然として良い状況ではない」

「今月、来月と加速度的上昇トレンドを維持できれば話は別だが、
 この可能性は今のところ低いと見ている」

と当ウェブログは書いてきたが、これらの見方も変わらない。

「佐々木融氏がロイターのコラムで「ドル96円説」を唱えている。
 詳しくはそちらを参考にされたいが(熟読を強力に薦めておく)、
 QEを巡り投資家が大挙してFRBの金融政策を先取りして動くため、
 QE開始で金利が上昇し、QE終了で金利が低下するという
 一見すると逆転した現象が起きてしまうとの見解だ」

「極めて合理的で、説得力のある説である。
 氏の主張に従えば、米金利は2%近くにまで低下することになる」

「ユーロ高で欧州の対外購買力が増している筈なのに、
 中国の欧州向け輸出は低迷している」

「東証は今年大きく下げてきた不動産が底打ちかと思える状況だが、
 もう一段の下げを想定しなければならない可能性が高まってきた」

「内閣府が景況判断を引き下げている。
 落ち込みは一時的ですぐ回復すると思い込んでいる向きが多いため、
 もしそれが裏切られたら衝撃は大きい」

「アベノミクスの成長政策は「口先だけ」だと海外投資家には見抜かれている。
 法人減税は株主を潤すので効果はあろうが所詮、成長性を高めない限定的なものに過ぎない。
 再び米経済が加速してドル円が再上昇するまで大きな期待はできないと見ている」

「日本の個人投資家がユーロ買いを膨らませている一方で、
 円高を見込む大口オプションの存在が指摘されているのも懸念材料だ。
 (こうした場合、一般的に情報の精度と質に優るプロが勝つことが多い)」

という当ウェブログの想定を依然として維持している。

「低金利の環境下で米国株が伸びる一方で、
 ドル円が停滞するため東証は劣後することになろう。
 次元の低いアベノミクスで日本経済は着々と成長率予想が低下しており、
 人口動態が健全な米経済と差が開きつつある点も痛い」

「連動している中国経済と豪州経済はすっかり停滞している。
 2009年の際の力強さは完全に消滅しており別の経済圏のようだ。
 こちらも東証の反発力を抑える要因である」

「ウクライナ問題がすっかり長期化の様相を見せているため、
 ロシアとの取引が多いユーロ圏経済にじわじわ問題が波及し、
 それが米経済にも影を落とすシナリオも懸念される」

「シリアに似た状況に見えるが、
 ユーロ圏経済への悪影響はシリアの比ではない。
 特にロシアに多額の投資を行っているドイツ経済への懸念が強まろう」

「ドルもダウも下落している場合、東証を支えるものは何もない。
 スペックの売り仕掛けも鈍重な投資家の投げ売りも重なり易くなる」

「所詮、東証は外国人によって「作られた」相場に甘んじるしかなく、
 彼らの集団心理や仕掛けによって振り回される運命にある」

「追加緩和は「単発」なのでスペックの売り崩しに対するカウンターとならなければ
 たちまち寄ってたかって好餌にされてしまうのが目に見えている。
 もっと市場センチメントが悪化してからでないと空砲になるから
 いま追加緩和に期待するのは市場の駆け引きを分かっていない人間だろう」

「香港インデックスがムンバイに遂にキャッチアップされた。
 市場を見る限りでは、中国の高成長は「終わった」と言えよう。
 この市場の動きが、中印の成長率逆転を予言するものかどうか、注視したい」

「シリアには化学兵器の放棄という落とし所があったが、クリミアにはない。
 従って、シリアのように急激に危機前の状況に復帰する可能性は極めて低い。
 今回、米露とも大規模軍事介入は不可能である。
 米軍はウクライナでロシア軍に対抗することは地政学的に不可能だし、
 ロシア軍が大規模軍事加入を行えば米欧から強烈な経済制裁を受けて自国経済に大打撃だ。
 だからロシアは口では平和を唱え、裏では覆面軍事介入を続けるだろう。
 一方アメリカも妥協できない。オバマは弱腰として批判されており、
 クリミア独立編入を座視したら欧州に批判されるだけでなく国内で袋叩きになる。
 また、ウクライナ東部でロシアの影響を受ける勢力が一斉に蜂起し
 次々と「クリミア化」を進めてウクライナを二分してゆくだろう」

「米露とも決め手を欠き相手の出方と国内世論を窺いながら
 威丈高かつ慎重に度胸試しを続けることになろう。
 経済制裁もブラッフをかませながら小出しにして
 決定的対立をぎりぎりで回避しようとするだろう」

「ウクライナではクリミアの分離がほぼ既定事実となっており、
 そうなるとウクライナの穀倉地帯や資源関連も分離工作の対象となるのは避けられず、
 米欧露のパワーゲームと小競り合いの継続は必至である」

「緊急性が何一つない集団的自衛権の行使容認に血道をあげるという、
 だらしなく弛緩し切った安倍政権の政治ゴッコが続く間に、
 外国人投資家はアベノミクスを小馬鹿にし足蹴にし始めている」

「早くて今年、遅くともあと2年でアベノミクスなどという「次元の低い」バズワードが
 ただの幸運に恵まれたキャッチフレーズに過ぎないことが発覚する」

「バフェットは「潮が引いて初めて、誰が裸だったか分かる」と言っていたが、
 景気停滞や後退が起きて初めて、鈍い有権者は安倍政権の無力を悟るであろう」

「日本企業の決算数値を見て、今期の見通しの低さに懸念を持った投資家は多かろう。
 昨年の増益を見て安心している愚か者は、根本的にリテラシーがないと考えてよい。
 今の東証の沈滞は、必ず数ヵ月後の経済指標の悪化となって反映されることになる」

以上が、これまでの当ウェブログの見解である。
東証が今の堅調を維持できるかどうかには今のところ懐疑的である。
ウクライナでは再びきな臭い動きが出ている。

下の見通しも依然として維持している。
香港市場はムンバイから抜き去られてしまった。

「年初は1万3000円台までの調整は充分あり得ると考えていたが、
 1月、2月と余りにも市況が悪くモメンタムが完全消滅したので、
 今はその弱気すら修正せざるを得ないと考えている」

「市況悪化で、1万2000円台までの下落が視野に入ったと判断する。
 東証ロングもドルロングも円ショートも刻々と状況が悪化している。
 能天気で市場の怖さを侮った金融関係者の言葉を真に受けるからそうなるのだ。
 最も動きの遅い投資家が恐怖に襲われた時、下落幅は予想外の大きさになる」

「今年はショートを適切に使わないとパフォーマンスが大きく低下する、
 それが当ウェブログの見方である」

「株価は代表的な先行指標の一つであり、実体経済を先取りして動くものだ。
 景況が持続的に改善している時期にこのような下落が起きる訳はない」

「世界経済の回復が緩慢である以上、2006年のような外需成長は期待薄であり、
 内需落ち込みが予告されている以上、日本経済への急ブレーキと、
 今迄は幸運に恵まれてきた安倍政権の転落は不可避である」

「市場の女神が微かに囁いているのを感じる。「Sell their Abenomics」と」

以下の当ウェブログの見解も維持している。

「ドル円やクロス円の年初の高値を奪回する
 モメンタムが残っているようには到底見えない」

「ドル円もクロス円も頭打ちで上昇力が弱い。
 特に問題はユーロだ。理由不明だが明らかに弱い。
 何かユーロ圏に問題が発生しているのか注視したい」

「どうせドル高方向だろうと油断すること自体がリスク要因である」

「実際、ユーロ圏の指標が良い割にユーロは上昇していない。
 市場参加者の考える水準が市場の現実から乖離し始めているのである」

「堅調すぎるほど堅調な市況、しかしそれだからこそ却って嫌な予感がする。
 2014年は暢気な楽観論者がいきなり横っ面を張られるような
 大波乱の年になるかもしれない」

「円安急伸は東証にとって強力な追い風であるが
 その分、2014年の日本株のパフォーマンスが削られる可能性を見ておきたい」

「1月最初の週の暗雲漂う市況は、矢張り純朴で単純過ぎるリフレ派が
 恥辱とともに滅ぶ前兆であると考えざるをえない」

「力を誇る者は力に滅び、富を誇る者は富に滅び、
 市場を侮る者は市場に滅ぶ。これが万古不変の定理である」

「昨年末の先物主導の上昇と、記録的な円売りポジション残高のもたらした
 「脆弱な高値」が急落をもたらしたのだ。市場の論理から言えばそうなる」

「市場心理の面においては、東証の活況を能天気に信じ込んでいた外国人投資家が
 想定外の下落に慌てふためいて続々と悲観派に鞍替えしているのが現状である。
 従って年初の日経平均1万6000円台の奪回には相当の時間を要する」

「この期に及んで強がって「年末に日経平均は1万8000円」と強弁する論者は
 市場を全く理解していない。市場は愚かな人間よりも遥かに的確に未来を予見する。
 年初からこの急落に襲われたという事実は、今年の景況が予想よりも悪いことを示唆する」

以上が当ウェブログの直近の見通しである。
「悪い円安」は暫く遠ざかったが、いずれにせよ
大勢の低所得者が苦しみ、じわじわと不満が安倍政権に向かうだろう。

「外国人にとって日本市場はいまだに「新興国」の部類である。
 米市場と違って金融政策の効果は限定的で、
 (幻覚を見ている日本人が多いが、真実は必ず明らかになる)
 外乱要因による影響を受け易くボラティリティが高い」

「国内投資家のプレゼンスも大幅低下しており
 回転が速く動きの俊敏な海外スペックに翻弄され易い」

「日本株下落や円高の時は口を極めて外国人を諸悪の根源のように罵った低能なメディアは
 彼らが東証を大幅に押し上げると「アベノミクスのおかげ」と大本営発表の片棒を担ぐ。
 健忘症の連中は、数年後にまた「外国人の日本売り」「投機」と批判するだろう。
 お前達の言説の方が遥かに風見鶏であり投機的である」

「「悪い円安」の黒い影が刻々と接近していることを認識していない者が非常に多く、
 2014年は前半でピークを付ける「二日酔い状態」になりかねない」

「ドル高円安が進行することで日本の輸入物価高・CPI上昇を招き、
 スペックの仕掛けによる自己実現的な円安トレンド定着の可能性も見えてきた。
 2013年前半にジョージ・ソロスが不吉な予言を行ったように、
 「円安が止まらなくなる可能性」を見ておくべきである」

「財務省の法人統計で衝撃的な数字が出た。
 米経済回復でドル高円安が進み輸出業に大きな恩恵が及んだにも関わらず、
 日本企業の自己資本比率は過去最高の水準となったのである。
 投資増の勢いは依然として弱く、人件費に至っては前年比で5%も減少している。
 自民党政権と経済界が結託して労働者の実質所得を減らしていると考えざるを得ない」

「このような内向きの日本企業を優遇したところで、
 日本経済が強く回復する筈がないのは火を見るよりも明らかである。

「成長率が低下しているにも関わらず政策に嘴を挟む大企業と癒着し、
 経営層や株主ばかりに恩恵を及ぼす自民党の旧態依然の体質が露見する。
 2014年に急落するのは間違いなく安倍政権の支持率である。
 2015年にはリフレ派への評価は地に墜ち、アベノミクスは嘲笑の対象となろう」

当ウェブログの以上の見解も変更しない。
消費税引き上げの前迄は概ね変わらないだろう。

「機を見るに敏なエコノミストは、所謂アベノミクス効果と見えた現象が
 米経済好転に支えられた偶然であることを示唆し始めている」

「東証急騰は、機を窺っていた海外ファンド勢の一斉突撃によるもので、
 日米経済回復を当て込んだ「思惑」による作られた相場であるのは明白だ」

「ドルが100円に達するスピードが速過ぎたため、
 今後は梯子を外される反落の可能性を見ておくべきである。
 IMM通貨先物では再び円ショートポジションが積み上がってきており、
 海外ファンド勢には相場を吊り上げて売り浴びせるだけの力がある」

と書いてきた当ウェブログの見解は今週も維持する。
…2014年は紛れもない「失望の年」になりかけている。

「市況を見れば分かるようにアベノミクスはもう既に過去の材料になった。
 投資家の目はアメリカに集中している。
 米経済指標を睨みながら前のめりな姿勢を強めるだろう」

「米経済が回復し日米金利差が拡大すれば
 民主党だろうが自民党だろうが円安ドル高の恩恵で東証は上がるに決まっている。
 所詮はアベノミクスの3本の矢など誤差の範囲に過ぎない」

「たとえ民主党政権が続いていたとしても円安に転換し、東証は上がったであろう。
 しかしアベクロコンビがスタンドプレーに走ったせいで上昇が先食いされてしまい、
 来年、再来年の株式のパフォーマンスは総じて低下せざるを得まい」

「上昇を先食いしたために東証の足元は脆弱になっている。
 2014年、2015年には無理をした今年前半の報いで
 相当厳しい市況になることは容易に予想される」

「論より証拠、IMFは今年の日本の成長率を2%程度、
 2014年の成長率は鈍化して1%程度と予想している。
 まさに「馬脚をあらわす」である」

「2015年以降は、安倍政権や黒田日銀が何と言おうが
 マーケットはそれを嘲笑し完全無視して動くであろう」

「来年度、再来年度は上値が重い展開になると予想されるので、
 今年度の内に打つべき手は打っておかなければならない」

「ドルへの資金回帰の奔流はドルを押し上げ円を沈ませる。
 回り回って東証に資金を導く強力な援護射撃となろう」

「円安の援護のない東証は「片肺飛行」で
 モメンタムが著しく失われることがはっきりした」

「中国があのベア・スターンズ破綻の段階に近いとバロンズが書いているそうだが、
 個人的にはまだ2007年のパリバショックの前あたりだと考えている。
 まだ市場に強い恐怖感は漂っておらず、警報は弱い」

「「VaRショック」の10年ぶりの再来も警戒される。
 不動産セクターは安易に買ってはいけない。
 安直な黒田バズーカが国債市場を壊してしまっているので
 そのマグニチュードは予想外の域に達する可能性がある」

「IMFのブランシャール氏が所謂アベノリスクを事実上認め、
 財政再建や構造改革を実現できなかった場合、投資家の信認が失墜し
 世界経済のリスクとなる恐れがあると指摘した」

「参院選での野党の自滅で自民党の古い体質が墓場から蘇るだろうから
 今後警戒すべきは「ねじれ解消リスク」である」

「自民党は歴史的に利益誘導・分配型の政党であり、
 80年代以降の自民党政権の実績が証明しているように、
 経済政策を成功させる力量に欠けることは明らかだ。
 自民が参院選で盛大に勝てば勝つほど、次回の選挙は惨敗することになる」

「マーケットはねじれ解消で政治が安定すると見ているがそれは甘い。
 ねじれを解消させてしまったために電力利権や道路利権等の抵抗勢力が続々と蘇り、
 財政悪化と人口動態の劣化が容赦なく進むであろう」

「東京オリンピックは結構なことだが既に政治の道具にされている。
 数値から見て成長率改善効果は殆どないに等しく、
 歴史的教訓から考えて景況の落ち込みは必至である。
 今の喜びが大きければ大きいほど、かつがれたと知った時の怒りは大きくなる」

当ウェブログは以上の見解を依然として維持している。
VaRショック再来は当面遠ざかったが、
輸入物価高、自動車関連ひとり勝ちの懸念が強まっている。

一方、長期金利の動きから見て「事実上のマネタイズ」との見方は的中しつつある。

「目先の円安に幻惑され、日本の将来に不吉な影がかかっている」

「当ウェブログが予測していた「悪い円安」が、異様な速度で到来することになる。
 安倍・黒田コンビが市場を軽視したために、財政危機もほぼ確実に接近する。
 「剣によって立つ者は剣によって滅びる」との箴言と同じく、
 金融政策によって立つ者は金融政策によって滅びるのであろう」

「黒田総裁の「次元の違う」量的・質的緩和は、事実上のマネタイズである」

「日本の国債市場は再起不能になり、財政再建を果たす可能性はほぼ失われた」

「黒田バブルに便乗して億単位の稼ぎを得る者が続出するだろうが、
 今から警告しておく。決して調子に乗って騒いではならない。
 ツケを回された国民の強い怒りは決してそのような輩を許さないであろう」

一方、以下の当ウェブログの見解はほぼ的中と言えるだろう。
ユーロ大反転は確定した。

ここで言うゴールドはドル建ての想定であり円建てでは高値だが、
金利も配当も付かないゴールドを持つ理由は全くないので修正する必要は感じない。
FRBの緩和縮小観測で更なる下落の可能性が高い。

「ゴールドは「完全に終わった」と断言して良い」

「香港や上海市場を見ても分かるように、
 今の中国では内需主導で高成長を持続するのは不可能である」

「円安は明確に日本経済にとってポジティブである」

「ユーロ圏は深刻な経済悪化ではないだろうが停滞は必至」

今年は苦難の始まりの年となるだろう。
危険な「悪い円安」の時代がもうすぐそこまで迫っている。

↓ EUR/JPY(ZAI) 実質マイナス金利への大幅引き下げで急落、ダウントレンドへ回帰


↓ GBP/JPY(ZAI) スコットランド独立派増加で周章狼狽、突発的な下抜けもあり得る


「ドルとユーロの乖離がはっきりしてきた」と先週書いたが、
ドラギ・サプライズで驚くほどの効果が出ている。
お蔭で火曜日以降のスペックの仕掛けもすぐ気迷い感に転じてしまった。


イベント前の「空白」突く円安/株高、海外短期筋が仕掛け(reuters)
http://jp.reuters.com/article/jp_fed/idJPKBN0GX0SM20140902
”2日の東京市場で円安・株高が加速した。日欧中銀会合や8月米雇用統計など重要イベント前の「空白」を突いた海外短期筋の仕掛け的な円売り・株買いが入ったという。
〔中略〕
 「虚を突かれた感じだ」(外銀)──。安倍晋三首相による内閣改造、日本と欧州の中銀会合、8月米雇用統計など重要イベントが今週半ばから相次ぐ中で、多くの投資家が様子見を決め込んでいたところだった。
 この日の東京市場では、午前中盤から円安・株高が急速に進行。ドル/円は約7カ月半ぶりの104円台後半まで上昇。日経平均も一時、前日比200円超の上昇となり、取引時間中としては約1カ月ぶりとなる1万5700円台に乗せた。
〔中略〕
 市場では、円売り・株買いを仕掛けたのは昨年、「アベノミクス相場」を主導したマクロ系ヘッジファンドやCTA(商品投資顧問業者)など海外短期筋との見方が有力だ。「年初、日本株を売ったマクロ系ヘッジファンドなどが再び日本株を買い始めている。円安をベースにした日本株高ストーリーを描いているようだ」とある外銀のエコノミストは話す。
 材料とされたのは政策期待。市場の関心が薄かった内閣改造に対し、自民党の塩崎恭久政調会長代理の入閣報道をきっかけに、注目度が一気に高まったという。「GPIFに代表される公的資金の積極運用論者である塩崎氏の厚労相への就任が浮上しているとされ、日本株や外国証券などリスク資産の購入増への思惑が強まった」(国内投信)との見方が広がった。
〔中略〕
 ただ、いずれの材料も思惑先行といえる。「10%への消費増税が見送られれば、日銀追加緩和への期待も後退する。また、増税を見送らなければならないほど経済が悪いのかとデフレ警戒が復活するおそれもある。その場合は円高が進行する可能性がある」(IG証券・マーケットアナリストの石川順一氏)。変数が多く、素直に円安/株高シナリオを描ける段階ではない。
 さらに足元の日本経済は「アベノミクス相場」が進行した昨年とは、様相が大きく変わっている。
 市場は1ドル105円の円安水準を視界に入れてきたが、輸入物価上昇と消費増税のダブルパンチが家計を直撃。4─6月期の経常利益は3.8%増(全産業)と、企業業績自体は悪くないものの、日本経済全体でみれば、これ以上の円安はダメージが大きくなるとの声も市場で出始めた。自動車では完成車メーカーは増益だが、一部の部品メーカーは減益だった。
 日銀の追加緩和期待もあくまで思惑先行にすぎない。景気指標は鈍化している一方で、物価は日銀のシナリオ通りに動いている。これまでの発言を見る限り、黒田東彦総裁の強気に大きな変化はみられない。新発国債を7割以上購入する現在の量的・質的金融緩和政策(QQE)を超えるようなインパクトを与える政策を探すのは難しい。
 消費増税の悪影響を減らすために、公共投資を拡大することも容易ではない。人手不足で予算執行が難しくなっているほか、2015年度には財政健全化目標も待ち構える。「増税と財政支出拡大」というベクトルが正反対な政策にも矛盾が見え始めている。
 「政策に手詰まり感がある」(しんきんアセットマネジメント投信・運用部長の藤原直樹氏)──。海外短期筋が動きを強める中、国内勢は依然として静観の構えだ。

<積み上がる投機筋のポジション>
 もともと米経済が堅調であるなか、週末の8月米雇用統計や9月16─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、ドル高進行への思惑が高まりやすかった。そのことが、円安/株高の背景になったようだ。
 円側の材料が中心ではない証拠に、ドルはユーロや豪ドルなど円以外の他通貨に対しても上昇し、ドルインデックスは昨年7月以来の高値を付けている。
 思惑先行の背景には、短期筋のポジションの積み上がりがある。日本株先物の手口をみると、CTAの注文を経由しているとみられている欧州系証券のロングポジションが、日経平均先物とTOPIX先物を合わせて過去最高レベルの3万9000枚近くに膨らんでいる。

 為替でも、米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物取組(8月26日までの週)によると、投機筋の円売り越しポジションは、10万枚2891枚に増加。10万枚台に乗るのは今年1月21日の週以来だ。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資情報部長の藤戸則弘氏は「イベントドリブン型の投機筋がイベントを前に仕掛け的な円売り・株買いに動いたようだ。だが、日本経済は減速気味であり、ファンダメンタルズの裏付けは乏しい。イベント終了後のポジション巻き戻しには気を付けるべきだろう」と述べている。 (伊賀大記 編集:田巻一彦)”

先週火曜の仕掛けに関するロイター報道。
動きから見てもポジションから見ても矢張り外国人主導だ。
そして、昨年の年末よりも環境が悪くなっているのもこの報道の通りである。


アングル:かすむ実需のドル売り、ファンド勢のうねりが吸収(reuters)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0R437R20140903
”外為市場でドル高/円安が急速に進んでいる。その動きの陰で日本の輸出企業からのドル売り注文の存在感が低下している。日米金利差が意識される中で、海外ヘッジファンドを中心としたドル買いの大きな「うねり」に吸収された格好だ。
〔中略〕
 かつてはドル高局面でしつこいくらいに出てきた実需筋のドル売り。だが、足元のマーケットでは、まとまったドル売りがあまりみられなくなっている。ドル/円が約3週間で101円台から105円台に乗せる急速なドル高/円安の進行でも、輸出企業の動きは鈍いという。
 1つの背景は、ドル先高観の強さだ。ドルは長らく、101─103円のレンジ相場内にとどまってきたが、8月後半に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨がタカ派的と受け止められたのを転機に、米経済指標の好調さもあって早期利上げ観測が次第に強まってきた。
 このため、ドル売りの主体となる自動車メーカーなどの輸出企業は、ドル先高観から「売りを急いでいない」(金融機関)という。9月末には中間決算を控えるため、今後、海外子会社の配当の円転需要からドル売りが出やすくなるが、市場のドル先高・円安期待に揺らぎはない。
 日本は月間1兆円近い貿易赤字国となっている。その分だけ、恒常的にドル買い需要が発生するようになっており、実需の面ではドル高を抑えるよりも促進する構造に変化しているのが現状だ。

<勢い増すファンド勢のドル買い>
 さらに海外のヘッジファンドがドル買いの勢いを強めており、日本の実需筋のドル売りはすぐに吸収されてしまうという。
 野村証券・チーフ為替ストラテジストの池田雄之輔氏は「いま市場が気にし始めているのは、米金利の上昇という非常に大きなテーマ。それが引きつけるお金の規模は、企業のヘッジ(によるドル売り)を凌駕(りょうが)するだろう」とし、実需のドル売り圧力はあまり意識する必要はないと指摘する。
 池田氏の試算によると、アベノミクス期待がピークに高まった昨年5月時点で、約28兆円と試算された投機筋の円ショートは、足元で約13兆円と半分程度にとどまるという。「現在の為替のテーマはどちらかといえば円というよりドル中心で、次にユーロが注目されているため(ピーク時の)28兆円は無理だとしても、20兆円程度まではいくのではないか」とし、さらに3─4円は円安になる可能性は十分にあると読む。
 ドル/円はテクニカル指標でRSIが80%近くに達するなど過熱感も台頭しているが「テクニカルに見た過熱感と、市場の感覚的な過熱感は別物。それだけで市場は語れない」と三井住友信託銀行・マーケット・ストラテジストの瀬良礼子氏は話す。
 目先で意識されるのは、年初来高値105.45円だ。「その手前で足踏みするようなら利食いの調整が入りやすい」(別の邦銀)とみられる。
 ただ、この水準を越えれば「ドル高のモメンタムは間違いないとして、海外勢の中で出遅れた投資家たちも買ってくるだろう」(邦銀)との声が出ている。 (平田紀之、杉山健太郎 編集:田巻一彦)”

このように、ドル上昇を支えているのは「ドル先高観の強さ」である。
だから米金利の反発が鈍くてもドル買いポジションが増えるのだ。
勿論これも梯子を外されない限り、であるが。
この思惑が大きく崩れると、市場は間違いなく大きく動く。


ユーロ急落、ECBが予想外の追加緩和発表(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0GZ2OR.html‎
”4日終盤のニューヨーク外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が予想外の追加緩和を発表したことで、ユーロが主要通貨に対して急落した。
 ECBは予想に反して主要政策金利の引き下げを発表。下げ幅は10ベーシスポイント(bp)で、政策金利は過去最低となった。ドラギ総裁が理事会後の会見で、資産担保証券(ABS)とカバードボンドの買い入れを10月から開始する方針も明らかにした。
 ユーロ/ドルはECBによる予想外の緩和で売られて節目の1.3000ドルを割り込み、一時1.2921ドルと1年2カ月ぶりの安値をつけた。終盤は1.55%安の1.2946ドルと、1日としては対ドルで2011年11月以来、約3年ぶりの大幅な下げを記録した。
〔中略〕
 ドルは総じて上昇。終盤のドル/円0.31%高の105.11円、 ドル/スイスフランは1.54%高の0.9316フラン。主要6通貨に対するドル指数は1.08%高の83.760。
 TJMブローカレッジの外為共同ヘッド、リチャード・スカローン氏は「ECBにとっては果敢な動きだ。ユーロが長期間にわたり軟化するということがはっきりした」と述べた。
 8月の米ISM非製造業総合指数が上昇し、同指数の算出が始まった2008年1月以降で最高となったのはドルの支援材料となった。8月のADP全米雇用報告は民間部門雇用者数が予想に届かなかったが、市場は反応薄だった。
 アナリストは、5日発表の8月米雇用統計で強い数字が出れば米国の早期利上げ観測が高まり、ドル高を支えるとみている。〔以下略〕”

ドラギは先手を取って市場をうまくコントロールしている。
可能な手段の限られる量的緩和にどれほど実効性があるか分からないが、
何としてもユーロを引き下げようとの強い意志の勝利だろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

注目銘柄、輸出関連はロングを維持。
大きくは取れないだろうが取り敢えず付いていく。

 ↓ 輸出関連(Yahoo.finance) 自動車関連は上値が重い、ユーロ影響度の高い森精機は売り直しの局面か



 富士重工(東証一部 7270) 467 → 670 / 573 → 1,283 / 1,938 → 2,563
               2,267 → 2,947     

 マツダ(東証一部 7261)  232 → 306 / 178 → 275 / 87 → 217 / 130
               298 → 314 / 332 → 425 / 380 → 522
                (以降、5→1の株式併合)
                2,497

 竹内製作所(JASDAQ 6432) 636 → 1593 / 743 → 1,672 / 1,678 → 2,200 /
                2,250 → 2,286 / 1,924 → 2,878 / 1,995 → 2,878
                4,780

 ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215 / 1,087 → 1,284
                     1,146 → 1,526 / 1,341 → 1,752
                     1,906 → 3,160 / 3,410 → 3,650
                     4,025 → 3,345 / 3,780(ショート)

 ユナイテッド(東証マザーズ 2497)   2,800 / 1,696

 サンフロンティア(東証一部 8934) 61,600 → 114,600 / 77,700 → 154,100 / 88,300 → 154,100

 トーセイ(東証一部 8923) 25,170 → 59,300 / 83,600 → 102,100 / 67,200 → 79,100 / 82,100 → 64,200

 マネックスG(東証一部 8698) 455 / 393 → 455 / 343(ショート)

 丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587 / 542 → 608
             494 → 577 / 540 → 577 / 541 → 602 / 529 → 602
             489 → 706 / 518 → 706 / 705 → 752

 東京建物(東証一部 8804) 298 → 312 / 277 → 413 / 541 → 615 / 857 → 923
              1,128

 昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966 → 1008
                  716 → 723 / 688 → 1008

外国人が買ってくる東京建物は別として、内需関連はショート維持。
先週、えいやっと飛び乗ったM2Jが最もパフォーマンスが良かった。。
(いつ上昇が終わるか分からないので要注意)

 ↓ 不動産関連(Yahoo.finance) タカラレーベン、マネックスともにショート方向だろう




スコットランド:独立賛成51%に 英紙調査(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140907-00000078-mai-eurp
”【ロンドン坂井隆之】英国からの分離独立の是非を問うスコットランドの住民投票を18日に控え、英紙サンデー・タイムズは7日、最新の世論調査で独立賛成が51%に達し、初めて反対(49%)を上回ったと報じた。
〔中略〕
 調査は2~5日、英世論調査会社ユーゴブが実施した。8月初めの調査では、反対の割合が賛成に22ポイントの差をつけていた。しかし賛成派が若者中心に戸別訪問などの大規模なキャンペーンを展開したほか、最新の公開討論で、スコットランド民族党のサモンド党首(自治政府首相)が反対派のダーリング前財務相に圧勝したことで、今月1日の調査で差が6ポイントに一気に縮小していた。
〔中略〕
 住民投票で可決されれば、英国政府と協議を進めた上で、2016年3月に独立を目指す方針。可決された場合、キャメロン首相の責任を問う声が強まるのは確実で、15年5月に実施される総選挙の結果も左右しそうだ。英メディアによると、政府は週明けにもスコットランド自治政府の自治権限を拡大する措置を発表する見通しで、独立派の切り崩しに全力を注ぐ構えだ。
 一方、スコットランド独立の実現性が一気に高まったことで、経済界には動揺が広がっている。先週のロンドン金融市場では、企業や投資資金がスコットランドから流出したり、独立の条件を巡って英政府とスコットランド政府の対立が強まったりといった混乱を懸念して、英ポンドに売り注文が集中。スコットランドで営業を展開する大手銀行などの株価も下落した。”

本当に、市場は何が起きるか分からない。
ユーロ下落に隠れて注目されていなかったが、
ポンドは予想だにしないスコットランド独立派の優勢で大きく動揺している。

『日経会社情報』2014年夏号 2014年 07月号


    ◇     ◇     ◇     ◇

  【 いとすぎの為替ポジション 】

火曜と木曜のどちらも逆のポジションだったのが痛かった。
まあ、こんな週もある。
ドラギ・サプライズを受けてユーロショート。

 2014/09/04 136.31 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)

    現在 > 136.11 ユーロ/円(損益106%)← 今年の損益率
         171.54 ポンド/円
         105.08 米ドル/円

 ◎ 2013年の損益率(手数料等除外)> 164%
 ◎ 2012年の損益率(手数料等除外)> 142%
 ◎ 2011年の損益率(手数料等除外)> 138%
 ◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
 ◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%

  ▼ ポジション解消済み
 2014/08/13 171.45 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/08/08 171.08 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/07/04 138.87 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/06/20 138.77 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/06/13 139.26 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/06/02 171.59 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/05/09 140.47 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/05/02 173.03 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/04/23 171.60 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/04/16 171.02 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/04/04 171.81 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/03/28 170.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/03/07 172.55 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/28 170.77 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/21 170.50 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/07 167.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/01/24 168.75 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/01/17 141.12 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/12/18 167.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/12/05 167.32 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/11/01 157.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/10/25 157.54 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/27 151.16 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/14 150.89 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/09 128.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/07/31 149.01 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/26 150.88 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/17 151.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/06/21  97.89 USD/JPY Lev ×2.0
 2013/06/11 152.83 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/06/07 150.87 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/24 153.41 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/05/16 101.94 USD/JPY Lev ×1.5
 2013/05/10 154.46 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/03 130.01 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/26 129.02 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/16 150.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/04/12 129.73 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/04 145.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/21 144.80 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/15 144.46 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/07 142.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/01 120.89 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/02/13 124.85 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/02/08 125.97 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/01/24 120.99 EUR/JPY Lev ×1.5
 2012/12/26 136.78 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/12/21 136.36 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/12/12 132.76 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/29 131.44 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/11/09 126.37 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/02 83.12 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/25 128.91 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/18 127.47 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/08/29 81.23 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/09/12 125.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/27 81.86 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/08/15 123.83 GBP/JPY Lev ×1.5

 …以下省略…

「ドルは米金利の反発が鈍く、依然として良い状況ではない」

というスタンスを維持。
ユーロは完全にダウントレンドに押し戻された。
ポンドはスコットランド独立問題でボラティリティ拡大へ。

ドル円はまだしぶとく騰勢を維持している。
円ショートの残高が膨れ上がっており、反動に要警戒。
引き続きドル円100円割れの可能性は依然として残っている。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
  収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
  (当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
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