みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

『週刊ダイヤモンド』1月14日号より

2006-01-11 | 『週刊ダイヤモンド』より
今回の『週刊ダイヤモンド』の特集は ”10年後の大企業 ”です。
『週刊ダイヤモンド』1月14日号の案内

アイディーユー(東証マザーズ 8922)等が例に挙げられ、
高い利益成長を実現した企業が紹介されています。

P29からは「4期平均成長率」のランキングもあります。
実際に『会社四季報』やファイナンス関連サイト等で調べてみると、
首をひねりたくなるような企業も少なくありませんが、
有望投資先を発見するひとつの切り口として使えるでしょう。

このランキングの上位に入っている企業は、
何となくですが、もう買うべき時期を過ぎているような気もします。

ちなみに当ウェブログ注目の東誠不動産は第87位につけております。
「不動産流動化も手掛けている」とありますが、
正確には「不動産流動化事業を武器に高成長中」の誤りでしょう。

ファンド組成の手数料ビジネスと不動産再生事業の2本柱を持っていることは、
残念ながら、誌面の都合上なのか省略された模様です。

   ◇     ◇     ◇     ◇

いとすぎは、この特集よりもP23の「Data Focus」の方が面白かったと思います。
"収入少なく結婚できない若者-少子化対策として就業促進を" だそうです。

データによれば1990年代から若年層の失業率が高止まりするようになり、
加えて最近は、雇用形態が非正規(契約社員など)となる比率が上昇したそうです。

ちょうど結婚し子供をもうける時期の世代の、
高失業率・低収入という状況が続くのが少子化の原因としてあるのでは、との主張です。

これは正しい意見だと思いますが、
個人的には、この世代は「結婚-家族を持つ」というコースを
普通のこととして考えていない人も多いような気もします。
(家族がいると自由気ままな生活が制限されるから)
原因は、"低収入" だけではないのでは?
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