駅前商店街

惜しいが、ここでは無かったようで。
カトレア

政治家

選挙の投票用紙が届いたけど
こんなクソみたいな国にしやがって
誰に投票しろと。

したのは俺も含めての
今の日本を背負ってる者たちだろうが
それにしても
リーダーシップを取り
舵取りをしていくべき者が
何も出来ないで
それが政治家
その揚げ足取りばかり任期一杯やり遂げるのが政治家。

夢も希望もない国。
ネコは、今日も裏通りを呑気に歩く。

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ネコのジェニーは
喫茶"カトレアー"が閉店するまで
そこの看板娘だった。
が、店主のおばさんがもう歳で店を閉めて、
老人ホームに入ると言うので
今の主人が引き取って来て飼っている。
主人の家にはすでに拾われて来ていたダニーがいて
飼い主は、まぁ1匹も2匹も一緒ですから、
と言って引き取って来て
まぁ1匹も2匹も一緒だろ、と言って飼い始めた。

メスのジェニーの方が多分年上で
お店で日々沢山の客を相手にしていたので
主人の家に来ても、どこかドシっとしていて
ダニーは最初こそ若干身構えたが
2匹はすぐにそばにくっついているようになった。

ジェニーと言うよりは、人の女性に置き換えたら
スズエさん、ぐらいの雰囲気を持つおばさん猫だが、
主人の気分も読み取るし
テレビが好きで世の中の事も知っているし
ジェニーが来てからダニーのやんちゃが
少し治ったようだと主人は思っている。

主人がベランダに干してあった洗濯物を
取り込んで、抱えて部屋に戻ろうとする時に
靴下を片っぽ落っことしたら
ジェニーがそれをくわえて
主人の後ろについて持って来た。
主人はえらく感心して
お前、そんなこと出来るのか。と言ったら
ニャー、と鳴いた。

カトレアー

Lucky Pieceと言う、写真集だか写真展が
あったんじゃないかと言う話を教えてくれた人がいて
そう言えば、自分もどこかで見たような気がして
それじゃあ、と言う事で新表題は一旦白紙に
戻して違うものにしようと考えた。

ただLucky Pieceと言うのが先にうかんで、
気に入ってのタイトル替えだったので
それを辞めるとなると、どうでもいい気がして来た。

何でもいいなら
やっぱりLucky Pieceを使ってもいいような気もする。
それに、ラッキーピースで検索しても
Lucky Pieceで検索しても
写真関係ではヒットしないので
そのまま行ってみる事にする。

それにしても
昨日から代わりのタイトルを考えていて
頭に出てくるのはなぜか「カトレア」
めでたく、そうはならなかったって事で。

これまたいつかの記憶だが、
どこか良く通る場所にあった駅前の喫茶店だかスナックだかの
紫色の看板が”カトレアー”で
”カトレア”じゃ無いのかと見る度に思っていた。
ダートコーヒーの三重丸の的のマークとロゴが
入っていた気がする。
店に入ったことは無い。
良く通る場所であったにも関わらず
地元だったか勤務先だったか、はたまた違う所か思い出せない。
店先にその看板が出て、
それを見下ろしている角度のその構図の記憶しか無い。

昨日来、いくら頭を捻ってみても
少し時間を置いて考えてみても、”カトレアー”が出て来る。
カトレアーとタイピングして見るが
あまりにムズムズする。
写真はカトレアでは無いです。

ホーム

タイトル変えるとしたが
他にないか再考中。

Lucky Piece

朝イチで水庵に行って後半の写真に入れ替える。
土日にと思ったが、今週も仕事でお店に行けそうもありません。
仕事が出来る様になったのは嬉しい事だが。
午後から仕事に出て
令和になって初めてB/W35mmフィルムを詰めて
街中で写真を撮る。
いや、令和どころか一番最後は６〜7年前じゃなかろうか。

FIleと言うブログ名を変えます。
これは30代前半に作っていた小冊子の名前を
引き継いでのものでしたが
気分一新、ただそれだけで
することは変わりません。

LUCKY PIECE
和製英語になるんだとは思いますが
PIECEと言ってるのは写真の１枚のこと。
たくさん写真は撮るけれど
そのほとんどは特に使われる事もなく
忘れられていき、2度と見られることも無くなる。
特にデジタル写真データは。

ここに来て
またフィルムで写真を撮るようになって
現像されて、スキャニングされて
プリントになるまで残る写真は
幸運な１枚で、そのことです。

月

ダニーがいつものベランダから
夜の空を眺めている。
秋のススキの穂が揺れるお月様じゃ無い。
武蔵野線のガードの向こう
キャバクラ ピーチガールの看板と
SPECIAL BAR VACATIONの看板に挟まれた
隙間の空に見える月だ。

あれはあそこに はりついてんのか？
ういてんのか？
わからねえ。
どれだけながめてもわからねえ。
ひかってるなあ。

星と猫

千葉のロックスター ジャガーさん が
星に帰られたとのこと。
先週、ネットでニュースになっていた。

南越谷の駅の近くに住んでいる
コロナにかからないように自分たちもマスクをしようか
駅の周りにいっぱい落ちてるから。
と思っている猫の名はダニー。
そのダニーの奥さんなのか連れなのか
分からないけれど一緒に住んでいるメスの猫の名はジェニー。

ジェニーは飼い主に名付けられてジェニーになっているが
ダニーの名付け親は飼い主では無い。
ある日、ヨロヨロと南越谷駅の
千葉の方から来る電車のホームの階段からその子猫は降りて来た。
自動改札も何無く通り過ぎて
ちょうど仕事帰りで通りがかった主人となる男の
足にトン、とぶつかって力なく倒れてしまった。
かわいそうに思った男が抱えて自分のマンションまで連れて行き
食べ物を与えたら少し落ち着いたようだった。

その晩、男の夢の中に
「ハロー、ジャガーだよ。
このネコの名前はダニー。
可愛がってやっておくれ。」と
ヘビーメタルのメイクをしたおじさんが現れて言った。

翌朝、朝食を与えながら
さて、こいつはどうしたものか。
どこかに置いて来るか
昨日のみすぼらしい表情は消えて
一晩、食べてゆっくり寝たら
まずまずの可愛い表情をしている。
「ダニー、」と読んでみたら
こちらを見てニャー、と言うのでダニーなのだろう。
まぁ、俺は今まで通りに生活をする。
お前さんに24時間関わってはいられないからな。
それで、嫌なら何処かへ行けばいいし
俺の邪魔をせずにここにいようと思うなら居ればいいや。
その日は日曜日で
主人も1日家にいて
ちょっと汚れてるから風呂にでも入るかぁ？と
シャワーを浴びせてやった。
きれいになって、拭いて乾かしてやって
猫はそのまま男のそばにいた。

明日の日曜日のようなどこにでもある日曜日。

水庵展

展示が始まって１週間。
先週は台風が来たりしたので
今週末、お客様の様子なども見にお店に居たかったが
仕事も入り、しなければならない私用も出来て
そうは行かなくなった。

地震で額が落ちたりしていないかと思って
お店に行ってみたら、額もお店の食器類も
全然平気だったとの事で、良かった。
少し、写真の位置を入れ替えたり中身を変えたりして
その上、水庵の奥さんが他に掛かっていた大きな絵も
全部外してここにも写真を、と言ってくださるので
もう手持ちの額も無いので、
じゃあ直ばりで貼りましょうと言うことになって
日中急いでプリントをして
夕方閉店前に持って行って貼って来た。

増やしなさい、と言ってくださると言うことは
そこにこの写真たちが出している雰囲気が
そんなに悪いものでも無いのだろうと少し安心する。
新作で無いと言うことに自分の中では引目を感じるが
越谷だし、ほとんどの方が初見なので
まあ良しとする。
来週末には少しでも新しい写真を混ぜたいと思っているけれど
使えるかな、と思ってシャッターを切ったカットは
まだ撮り終わらないフイルムのまま
カメラの中に残っている。

どうせ震度４

くわばら犬猫病院では
地震の瞬間に、診察室でカルテのチェックをしていた
いんちょうせんせいが急いで入院中の犬猫たちのところへ来て
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。すぐおさまるから」
と落ち着かせながら
ケージやカゴが落ちないように
あっちこっちを押さえていた。
何とか壊れるものも落ちるものも無く
地震は収まって
しばらく落ち着かないのもいたが
動物たちは次第に眠り始めたから電気を消した。

待合室の小さな蛍光灯をつけて
外来用のテレビをつけて、
先生はペットボトルのお茶を飲みながら
地震のニュースを見始める。

埼玉南部震度５強か。
じゃ、また４だ。