-凸凹帖-

写真 奥野和彦

夏休みか

2016-08-04 22:06:56 | 写真


夏で雲ばかり見ている。
ゲリラ豪雨も雲次第である。

昨日、今日とたまたま墨田区、江東区を車で走る日になって
江東区の同じ道を二日続けて走るなんて滅多にない。

今日は父母も同乗していたので
滅多に無いついでに
生まれて最初に暮らしたアパートの付近に行ってみる。

そこの路地を出てきてこの道を
よちよち渡って
隅田川の堤防に上がるコンクリートの階段が綺麗な手すり付きの
階段に変わっていたが
当時は鎖が掛かっていて登れば隅田川を行く
ポンポン船が見えて鎖より向こう側には
降りられなかった。

よちよち歩いていく手を引いてくれたのは
父親か母親か今日お見舞いに行った父の叔父か
はたまたその近所に住んでいた父の従姉妹の4姉妹か。
自分より大きな誰かの影でしか記憶にない。

そこまで行って写真を撮らなかった。
なんてことか。
両親はこれで気が済んだようなことを言っていたが
またいずれちゃんと撮りに来いということか。
EIZOUくんが撮った「中華おはる」のラーメンの味も
父母は今でも思い出して喉の奥に蘇ってくるらしい。

次は写真も撮って、ラーメンも食べてみようか
と思いもするが
そうしてしまうと、もう行く用事がなくなってしまうようで
何かやり残して、そのうちまた行こうと思っているぐらいの方が
いいかもしれない。

両親を実家まで送り届けたら
なんと!
給水先生(タンク)がなくなっていた。
それも便所の外側に付いてるような
小さなただのポンプに取って代わっていた。
ほんの数日前の工事であったらしい。

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