-凸凹帖-

写真 奥野和彦

名人2人

2010-12-01 19:18:10 | 写真
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病み上がり?(自称) をおして
午後から釣りに行く事にする。
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しかし、ブラックバス釣れず。

ベランダで出来ないスプレー作業はここで。

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まるで釣れない というのも
 ストレス、病魔、退治に来たことに
ならないので
          
            …冬の小物釣りに。

いつもの場所へ。  おや、珍しく先客あり。

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こんにちは。 そっち側でやらせてもらって

 いいですか?   どーぞ、どーぞ。

むむ。見れば バッチリ タナゴ狙いと見た。

釣れますか?   ええ、まあこんな感じ、

とブクブクの入ったバケツを見せてくれる。

「全部、タナゴじゃないんですけど、ヤマベも

混じってます。どっちも狙ってるんで。タナゴですか?」


「いえ、どっちかって言うと鮒かな…。」

 タナゴを釣るには、ちょっと大きめのハリが
ついたままの仕掛けを投入する。

タナゴを釣るには、エサも小さく中層に浮かせて
溶け落ちる練り餌を、すぐに付け替えてはまた入れる。

私の仕掛けは、冬の小鮒を釣る用の底にエサを
置くタイプのもので、たまにタナゴがかからない事も
ないが、 その、エサをつけては、すぐ水に溶かす
(としか思えないエサの持ちの悪さ)繰り返しが耐えられない
ので、いつも、タナゴ釣りを突き詰められずに鮒に逃げる。

てな事を苦笑しながら白状しているうちに
私の竿は、ポンポンと 小鮒を釣れて来る。

「うわぁ、上手ですねぇ。名人だぁ…」

そう言われて悪い気はしないが、 彼も相当に上手い。
練り餌を、例によって 針につけてわざわざ水の中に
落としているような繰り返しの、何回かに一度
ちゃんと魚が付いて来る。 ちゃんと4センチにも
満たない「オカメタナゴ」である。

「いやぁ、すごいですねぇ。よくかかるなぁ、名人名人。」

真似して、針を替え、タナを上げて挑戦してみたが
釣れて来るのはタモロコばかり。 釣れない事が気持ちいい。

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元に戻して、その後、大きなヤマベなども混じって
2人で やぁやぁいいながら楽しく竿を片付けた。
たまに来る場所だということなので、また会うかもしれない。

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 Slow River 

ヤマベ(オイカワ)は持ち帰って観賞用に。    佳日。