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流出雑記 

小豆が心配な日

2010年12月10日 | Weblog
小豆はご飯を食べたそうにするが、口が痛いようで食が落ちている。
あまり良くない様子だったので、夫が午前中の診療に連れていき、診てもらったところ頬の内側の口内炎だけでなく今度は舌に潰瘍ができていた。
寒くなって体力が低下しているところにあまり食べられないので、免疫力も落ちているのだと思う。
食べようとしても痛くて食べられない。そのままにしておいたら数日で衰弱してしまうだろう。ずっと薬で痛みと炎症を抑えているが、うまく効いてくれている間は痛みはかなり抑えられるようで、元気にしていられる。
猫は食べ物に混ざっている異物に敏感で、ごはんに薬を混ぜても食べてくれないことが多いらしいが、小豆はがっついて食べるので気にならないのか割合ちゃんと薬を飲んでくれる。
小豆にとってどう見ても苦痛であろうことを強いてまで鞭打つような治療はしたくない。手を尽くしても体が応じなくなる日が嫌でもいつかはやってくる。
ただおいしいとか気持ち良いとか温いとかそこに体があって幸せな思いをひとつでも多く感じてほしい。その為にやれるだけのことはする。

毎日小豆が何より好きなごはんを口にしようとする度に痛みが伴うのを完全に治してあげられないことは悔しい。誰のせいでもない、行きどころのない怒りが込み上げる。悲しいというより、腹が立つ。