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流出雑記 

花が咲く

2010年12月01日 | Weblog
数年ぶりに口唇ヘルペスが出ている。疲れているらしい。小さい頃はこれが出ると風邪の花が咲いてると母は言っていた。
昨夜日付が変わる頃に夫の友人とその恋人が来て3時過ぎまでうちで飲んでいた。ふたりが帰ったあとも喋っていて、途中で夫は沈没。
私はその後もすぐ寝る気分にならず、机の上をにぎやかにしているビールの缶やつまみの皿やゴミを朝方の冷えた台所に連れていく。東京に行っていた間の山盛り洗濯物を提げて朝5時に物干に上がる。まだ暗い。鳥だか獣だかわからないものがどこかでキョキョと鳴いた。完全に冷えきった体をコタツに滑り込ませ、そのまま寝てしまい10時に起床。午後モウロウとしながら仕事をする。モウロウとしていたのにボジョレー・ヌーボーを1本くださり持って帰る。ありがたい。おもい。

公演中に思ったことなどを日を遡って書いてみようと思っていたが、今はそれよりこれからのことに思念がせり上がって呼吸が浅い。回想に降りられない感じがある。
ひとつのことが終わったおかげで足りないものがはっきりと残ったような気がする。
今動かなければのちにうまくいかなくなるであろう事が、わりと実感を伴って予見できる。望むままにいるためにしなければならないことに実直に身を投じること。待たない、寄りかからず、なんのための背骨か。

ひらけ~胸骨!