夕涼み 千代の流れの 誉れかな
馬糞 Bafun
《良妻賢母は男の誉れだった》
博多に飾り山が立って３日目になった。
１５日間の祇園山笠は、風林火山のようでもある。
静から動へ。
飾り山は、「動かざること山の如し」である。
飾り山の前でつくづくと眺めて、流れなす町の誉れを
心に刻む。
博多人形師の一年をかけた大作でもある。
いつ見ても、東流れと千代流れが飾り山の勇を競って
いる。
今年は千代が一番だ。
テーマは三国志と山之内一豊の名馬。
一豊の妻は千代である。
まさに、千代の誉れというべきではないか。
良母賢妻に恵まれるのは男の誉れ。
しかし、それは古きよき時代の日本のことである。
今は、男と女が競い合う時代となった。
しかし、それも長くは続くまい。
遅からず国が滅亡するからである。
神国日本は、飾り山に刻まれて初夏のひと時の誉れを
語る。
一豊の名馬の馬糞ならば、その馬糞を乾かして「美肌・
千代の誉れ」で売り出せたろう・・・。
夫は出世すること間違いない！
一豊の妻は、今も美談である。
Bafun 
風林火山⇒
http://www.tv-asahi.co.jp/fuurinkazan/
