糸月や 江戸の昔も 暮れて行き
梅士 Baishi
旧暦師走の29日になった。
明日は大晦日、土曜日は元旦である。
それが日本の伝統であったが、今はカレンダーの表
記に残るのみである。
ところが、タイ政府の出先機関は正月休みに入って
いる。
大東亜共栄圏のお正月は旧暦が伝統である。
それを思うと、旧暦に対する日本の無関心はGHQ
の占領政策で作られたものではないかと推察する。
理の太陽暦、情の月暦を両立したいものだ。
さて、今朝の博多の気温は1.5℃、天気快晴である。
大気清浄、志賀島や玄海島がくっきりと見通せる。
旧暦の仕事納めをして、新年をクリアに見通したい。
2008年、北京オリンピックの男子400mリレーで金
メダルを取ったジャマイカのネスタ・カーター選手がドー
ピング陽性と判定され、ジャマイカチームの金メダルは
剥奪するという報道があった。
結果、日本チームは銀メダルに繰り上がる計算だが、
いまさら何をというのが大方のしらけた感想だろう。
ドーピングのジャッジも、試合開始直前までに時限を
制限するべきである。
その後発覚しても、記録にドーピング表示をすれば
十分だろう。
ドーピング検査の在り方自体がスポーツ競技の神聖
を穢し、感動を見失わせてもいるのだ。
ドーピング防止は違反取締である前に、選手育成の
問題であり、教育の問題であり、国家のモラルの問題
である。
選手を犯罪の被疑者扱いにするアンチドーピングは、
スポーツマンシップにも反するであろう。
根底から考え直すべきである。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness・中村梅士党