秋風の 旅に出ぬかと 誘いおり
梅士 Baishi
なんとも秋風の心地よい朝である。
魚釣りに出かけたい気分である。
しかし、魚釣りとなると、装備の準備が大変なのだ。
単純に海に出かけてもいいかもしれないなあ・・・。
昨日は土曜勤務から帰って、16時の電車で「彼岸花
の里」に出かけた。
車窓の田園にはあちらこちらに赤い曼珠沙華が咲いて
いるのが見える。
一気に咲き始めたようである。
三年ぶりくらいの「彼岸花の里」も咲いているだろう
か・・・。
日頃から鍛えている速歩で日暮れ道を急いだ。
夕暮れの花はオシロイバナである。
しかし、デジカメの入門機では色が旨く表現できない。
やっぱりEOS5D M-Ⅱ以上かなあ・・・。
M-Ⅲは30万円以上の価格帯である。
遊びというものは金がかかる。
本物志向だからである。
遊びとは文化である。
文化とは個性的精神世界の表現である。
絵も写真も造形も音楽もスポーツでさえもである。
学生達には言っている。
スポーツは文化である。
文化であるから内面的表現の手段である。
したがって、卑劣な勝ち方をしてはならない。
感動的負け方もある。
同じ天才的スケーターであっても、ミスをなくした無
難な構成でメダルを取ったキム・ヨナよりも、高度な演
技に挑んで最期に感動の成功を納めた浅田真央の方が、
大きな感動を与えた。
スポーツマンシップとはそうしたチャレンジ精神から
生まれる感動の美意識を持つものである。
さて、彼岸花の里のことであった。
咲き始めの見頃を迎えていた。
しかし、かつての群生は多く失われていた。
農家によって駆除されたのだろう。
農業は堕落の極みだが、美意識さえもが失われつつあ
るらしい。
彼岸花の短い季節を楽しみたい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党