貴船菊 茶の一輪の 秋明かり
中村 梅士 Baishi
秋の花に秋明菊(貴船菊)がある。
秋の空気がからりと澄んでくると、菊の花が恋しくなる。
しかし、菊の花は切り花以外、滅多に見ない。
秋桜も身近にはない。
やっと見つけたのが花庭園のシュウメイギクだった。
菊だと思っていたが、菊とは無縁だという。
キンポウゲ科のアネモネに近い種で、乳液に触れるとか
ぶれるという。
しかし、茶席に秋明かりを添える花である。
シュウメイギクというと、まだ30代の頃出会った香港
のツアーガイド、シュウメイちゃんのことを思い出す。
香港の資産家の娘で、香港が中共に返還されるというこ
とで、カナダに転出すると言っていた。
「一緒に行かない?」
だからと言うこともあるが、香港を助けたい。
助けたいが、手も足も出ない・・・。
多くの学生が収監され、殺されたという。
もう、人生も晩年だ。
香港解放運動、台湾防衛運動、そして日本独立運動の1
ページを開きながら、ピンピンコロリと逝きたいものだ。
秋明とは良い名だ。
シュウメイちゃんへの連想もある。
でもやっぱり、菊が好きかなあ・・・。
そういえば、プランターに移植した石蕗の幼い株に、花
芽が出ているのを発見して驚いた。
石蕗はれっきとした菊科の植物である。
今回の総選挙は、期日前ゴミ箱投票を終えたが、もはや
革命しかないという意思表示でもある。
幸福実現党の選択肢が阻害され続け、政党としての選挙
参加もなくなった以上、選挙民主主義の正統性自体が失わ
れたと考える。
及川さんは、それでも投票所には行って下さいねという。
自民党に過半数を取らせて、公明党と縁を切らせ、「憲
法改正」を実現させるという密約でもあるのか。
それとも単なるコストパフォーマンスの懐事情なのか。
ならば、今回は自民党に投票してくださいと党が発表す
るべきである。
それがないのだから、幸福実現党の政党としての活路は
革命以外にはないというべきであろう。
「革命」という政党方針は出されていないが、有事のタ
イミングで明示されるのではないかと期待している。
有事とは、天変地異、台中戦争、新型バイオ兵器の拡散、
北の飛翔体着地などである。
有事に期待したい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party