秋空を ジェットに吸いて 天高く
中村 梅士 Baishi
航空便はめっきり少なくなったが、たまに飛び立つ飛行
機は、秋風を吸い込んで、天高く姿を消してゆく。
明日の土曜日までは残暑気味の秋である。
それから一気に冬になる。
今年の夏は、今日明日の二日間となった。
心地よい残暑を楽しみたい。
残暑とはいえ、蝉の声は聞こえない。
昨日は映画で出そびれて走ることにした。
気温は28℃の夏日だったが、空は秋晴れで、風が心地よ
かった。
走るのはきつくなったが、秋風を辿って8kmを駆けた。
今日も日中の直射日光がきつかったが、睡魔にやられた
ので走ることにした。
高速で走れる気がしたのだが、いざ走ってみると身体が
重い。
かつての快走は戻りそうもない。
やっぱり心房細動の影響なのだろうか。
酸素の取り込みが悪い気がする。
筥崎宮庭苑に寄ってみた。
ノゲイトウも刈り取られて少なくなった。
いよいよ花が少なくなった。
次は紅葉なのだという。
杜鵑草の花が勢いを増していたのはありがたかった。
さて、映画『エロ―ヒム』はまだ観ていないが、土曜日
に英語字幕版を見たいと思う。
映画『バットマン・ダークナイト』を観たが、凶悪な悪
魔の強さを見せつけられる。
結局、善なる勢力が辛勝するのであれば、善は強大な悪
よりも強いと言うことにはなるのであろうが、僅差だとも
いえる。
最終局面以前では、悪の方が優勢なのである。
現代を見てもそう感じられる。
まあ、悪徳と言うものはのさばるものだ。
一旦滅びたかに見える悪魔は、すぐに復活して再び長い
こと優勢を保つのである。
劣勢を余儀なくされながら悪と対峙する善の姿こそは善
なるものの本質なのであろう。
善といい、正義というのは、悪に苦戦しながら耐える姿
なのだ。
まさに、修行である。
ゾロアスターさまの悟りとはまた別の考えなのだろうか。
善は悪に対峙して悪に染まらずというだろうか。
悟る者よりも、悪に染まって転落する者が多いというこ
とが問題だと思うのである。
教育そのものが悪に染まっているのではないのか。
教育とは、教師だけの問題ではなく、世のリーダーと言
われる者たちの姿でもある。
善よりも、利権が優先されるという悪徳の栄えである。
コロナ規制が一旦解除され、生き残った飲食業が営業を
再開したが、さて、早ければ総選挙後には再び締め上げら
れるのではないか。
自由が認められたわけではないからである。
中洲も賑わいを取り戻しているのだろうが、まあ、次の
緊急事態宣言でも出たらどうするか、大いに議論すること
だ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party