ホトトギス 何と鳴くやら 花になり
中村 梅士 Baishi
杜鵑草の季節になった。
鳥の模様に似ているというが、杜鵑を見たことはない。
鳥の杜鵑の季語は春だが、花は秋の季語である。
日本人好みの寂びた花である。
さて、今日は10℃以下に冷え込むという予報だったから、
毛布を引っ張り出して冬備えで床に入った。
朝の空気はたしかに冷たかったが、気温は17℃を越えて
いた。
秋になったのだ。
金木犀の樹を見回ったが、花の気配もなく、黒々として
いた。
急に秋と言われても・・・、というところだろう。
しかし、心地よい季節感である。
昨日は仕事が引けてから弁当を買い、映画館に向かった。
『宇宙の法・エロ―ヒム編』英語字幕版の上映に間に合
った。
エロ―ヒムを襲って地球侵略を諮ったのは、裏宇宙の悪
魔、ダハールと、これに唆されたケンタウルスβ星の無慈
悲な狩猟エイリアンである。
今回の攻撃陣は、β星人の大艦隊と、ダハールが率いる
蜘蛛型サイボーグだろうか、強力な大軍団だった。
最後は地球自体を破壊する核兵器を発射しようとする。
これを止めたのが時間を戻すエロ―ヒムの超能力だった。
侵略軍を迎え撃つ地球防衛軍は、イエスの宇宙魂アモー
ル、ベガの防衛隊長ヤイザエル、ミカエルと後に悪魔にな
るルシフェル、信仰レプタリアンから人間に転生した防衛
隊長、エロ―ヒムを護るパングルともう一人の女性がいる。
誰だろう?
アルファの時よりも戦いは大規模で登場人物も多くて分
からない。
大半が戦闘場面で手に汗握る展開だった。
中心論点は、善と悪を分ける物は何か、地球的正義とは
何か、という問題だろう。
自己中心ではなく、神中心という信仰がなければ悪に染
まるという警告がダハールの醜悪な姿であり、堕天使とし
て悪魔になったルシフェルの転落だった。
天使と悪魔を分ける物というレベルでは、強さの在り方
が問われていた。
何のための強さなのかということである。
反面、愛と強さの関係も問われている。
やはり、優しさも、正しさも、美しさも、軟弱であって
はならないのだ。
侵略的な悪に対しては毅然として圧倒する強さを身に着
けていなければならない。
だから教育においても武を軽視してはならないのである。
教育の根本に武道がなければならないと思う。
武道が教育の根本であって、スポーツは運動を楽しむ文
化である。
スポーツ選手も、武道を心得ておくべきである。
金のため、ブランドのためのスポーツに堕してはなるま
い。
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