天高く 冬将軍の 雲が行き
中村 梅士 Baishi
今朝気温は8℃、足が冷たい。
そろそろ暖房と足防寒のシュラフに手が伸びる季節だ。
しかし、分厚い越冬靴下と冬用ジャージでしのぐ。
まだ、11月半ばなのだから。
さて、あと一か月ほどで今年の仕事が一段落する。
教養を高める時間をとりたい。
読書、ジョギング、山歩き、歴史散策・・・。
今朝はついつい映画『300』を見た。
紀元前480年のアケメネス朝ペルシャとスパルタの
ダレイオス王率いる300人の精鋭が激突したテルモピ
レーの激戦を描いたものである。
イランのホメイニ師の霊言で、ペルシャの王ダリウス
1世であることが語られていたが、スパルタの王ダレイ
オスを主人公とする映画『スリーハンドレッド』が紹介
されていた。
結局スパルタの300人は玉砕し、ギリシャはペルシ
ャ軍に攻め込まれるが、スパルタの善戦のおかげでサラ
ミスの海戦で逆転勝利することができたのである。
そこでは、ペルシャ軍が悪魔のような侵略者として描
かれていたが、ヨーロッパ中心史観の偏見だとホメイニ
師は批判するのである。
歴史を学びなおす必要がありそうである。
トランプ大王の外交の切れ味が鈍っている。
悪者を糾弾して退治するというマスコミへのアピール
をしたいのだろうが、イランは悪者ではない。
冤罪外交は許されない。
むしろ、アメリカと手を組んでいるサウジアラビアの
王族独裁政治が悪者である。
あるいは、イスラエルのパレスチナ侵略こそが悪徳で
ある。
北朝鮮も悪者である。
ついでにナンチャイナ国に人権と生命を蹂躙されてい
るウィグルを助けることが正義である。
なぜそれができないのか。
農産物の輸出を確保しなければならないからだ。
ナンチャイナに買ってもらわなければ大統領再選も危
うくなるという危惧がある。
しかし、ナンチャイナもアメリカという大顧客を失う
のは命取りになる。
アメリカは強気でナンチャイナを攻略するべきである。
農産物は投資物件として、インドやアフリカに現地農
業法人を設立し、そこに長期的な飼料や食料を貸し付け
る形で支援すればよいのではないか。
当面の現金収入にはならないが、アメリカの農民は助
かるのだし、投資を受けた飢えたアフリカやインドは豊
かさを築く元気を養うことができる。
穀物で養鶏や乳牛の飼育もできるだろう。
まずは、農業・牧畜革命を起こすことが、新たな市場
を育てることにもなるのではないか。
子どもたちも教育を受ける余裕が出る。
すると、将来産業を育てる人材が育つ。
トランプ大統領はノーベル平和賞と歴史的名誉を得る
ことになるだろう。
後進国には先行投資が必要なのだ。
食料である。
戦後の日本の子どもたちが、アメリカのコッペパンで
育って小麦の一大消費地になったようにである。
アメリカ・ファーストでは発展は生まれない。
拝啓 トランプ大統領殿。
如何でしょうか。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party