賑わいし 唐津くんちも 帰りけり
中村 梅士 Baishi
すっぽりと連休にはまった今年の唐津くんちはさぞや
賑わったことだろう。
気になりつつも神輿を上げるには至らなかった。
蕗の花が虹ノ松原に香って咲いていたことだろうなあ。
何でもできるはずの連休だったが、走りにも出ないで
読書と映画に明け暮れた。
総裁が医学的には死に瀕していた2004年の事情は、映
画『世界から希望が消えたなら』で初めて知らされたよ
うな感じだった。
その真相を語った『新復活』も拝読した。
それに引きずられて、テレビ映画『ヤング・ブラック
ジャック』も、ついつい最後まで見てしまった。
懐かしい手塚治虫の『ブラックジャック』事始めとい
うような実写映画である。
外科手術ドラマはチャンバラよりもリアル感があって
引き込まれるところがある。
人気ドラマ『ドクターXⅡ』もそういう面白さであろ
う。
弁護士版ブラックジャックはほとんど話題にもならな
かったが、やっぱりドクターXでなければ視聴率は取れな
かったのだろう。
もう一つの映画は、幸福の科学映画『ファイナル・ジャ
ッジメント』である。
久しぶりに再視聴したが、日本が突然ナンチャイナ国
の植民地にされて滅亡するところから始まる。
宗教に関わっていれば国家反逆罪として処刑される。
そこから立ち上がった宗教レジスタンスの啓蒙で、ナ
ンチャイナ国も含めて政変が起こり、民主化されるとい
う荒い筋書きだが、感動するところがある。
日本滅亡は可能性の高い未来でもある。
何しろ、武力はあっても防衛のために出動してはなら
ないという9条の金科玉条が今も通用しているからであ
る。
主演男優は三浦孝太さんだが、所属事務所「アンセム」
が公表する履歴からは『ファイナル・ジャッジメント』
の主演歴は消されている。
反・幸福の科学の芸能事務所なのだろう。
『習近平の娘・習明沢守護霊霊言』も気になっていた
一冊だったが、拝読した。
なるほど、後継者と目されるだけの見識をもっている
ようである。
言葉の使い方も老獪な政治家のようだ。
まあしかし、アメリカを抑えて世界の覇者になりたい
という野望は父親と一蓮托生の強い絆が感じられる。
しかし、現在のナンチャイナ国が6%の経済成長を続
けていると、さらりと言ってのけるところは経済音痴な
のか中華的誇大妄想なのかという尻尾が見える。
ハーバードの心理学科を出ているというが、不安心理
学でも研究していたのだろうか。
徹底した監視カメラ体制を確立したという。
その点、日本の政治もマスコミも遅れていると。
しかし、監視カメラでどうにもならない暴動を見せつ
けられるのではないだろうか。
国民のプライドを著しく害していることを、民衆も知
ることになるのは確実だからである。
AI信仰がやがて墓穴を大きく開くことになるのではな
いかと推察される。
習~っと縮んでゆく「大言壮語」の国の近未来がみえ
るようである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party